<CAUTION>
再度「速度が遅すぎる旨」をサポートセンターへ伝えたところ「即時の改善はできない」とはっきり言われました。
違約金かかるのは苦しいですが、このままではドブにお金を捨て続けることになるので解約をしました。
解約をして手元に残ったルーター「E5785」は、楽天モバイルを入れて使うことをおすすめします。
エキサイトモバイルWiFiとは、流行りのクラウドWiFiとも、人気のWiMAXとは違う、ドコモ回線を使ったポケット型WiFiです。
「エキサイトモバイルWiFi」の特徴
- ドコモ回線が使い放題(おそらくMVNO)
- 月額3,938円(端末補償代もコミコミ)
- 契約期間は1年間で自動更新なし
- 契約13ヶ月目にルーター無料贈呈
これだけ見ると「完璧過ぎるポケット型WiFi」に思えてきますが、お気をつけください。
いくつか気をつけるべき点を発見してしまいました。
弊社はWEBサイトだけでなく、実際の現場でも様々なサポートを提供していますので、粗悪なものを安易におすすめするわけにはいきません。
そのため、新しく始まったサービスは必ず自社で実際に使って確認・検証をします。
その上で「これならお客様に自信を持って提供できる」ものだけをチョイスして、お客様へおすすめしています。
しっかりと使い込んだ上で、使用感などを包み隠さず報告させていただきます。

エキサイトモバイルWiFi申し込み済みです
ということで発売開始日の2020年10月1日に商品が届きましたので早速使ってみました。
率直な感想としては「速度が遅すぎてお話にならない」です。
13時台ですら1Mbps程度しか出ず、夜の21時半はわずか500kbpsでした。
こちらは最新の速度結果です。
「発売してだいぶ月日が経ったので、ちょっとは改善してるかな」と思ったのですが、何も変わっていませんでした。
<最新の速度計測結果>

「エキサイトモバイルWiFi」の実際の速度を検証 | ||
日時 | 下り | 上り |
2020年12月22日 21時14分 | 0.80Mbps | 1.34Mbps |
こんなに酷いポケット型WiFiは初めてかもしれませんね。
このままではポケット型WiFiとしてまともに使えないので「初期契約解除制度」を使って解約する予定でいます。
初期契約解除制度を使って解約するのはやめました。
多くの被害者を出さないためにも、引き続きリアルな速度を身を持って検証していきたいと思います。
【追記】
検証のため解約せずに持っておいたのですが、いくらなんでも限界かもしれません。
発売から2ヶ月以上経っても改善されていないわけですから、今後大幅に良くなるとは考えにくいでしょう。
このままではお金をドブに捨てることになるので、違約金は惜しいですが解約をしました。
ルーターが届いて8日以内であれば「初期契約解除制度」を使って違約金なしで解約可能です。
届いたはいいけれど思ったような速度が出なくて困っている方は、ぜひ活用しましょう。
実際に使ってみた感想とお客様からいただいた口コミ、注意点とデメリットをまとめていますので、参考にしていただければ幸いです。
当サイト一番人気のMugen WiFiとの比較結果はこちらから確認できます。

エキサイトモバイルWiFiを契約するなら、一度Mugen WiFiを試してからにするべきです。
※Mugen WiFiは30日間のお試し利用ができるため。
エキサイトモバイルWiFi:https://bb.excite.co.jp/wifi/
「エキサイトモバイルWiFi」は、お使いの携帯キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、格安SIMなど)に関係なく使用することができます。
パソコンやテレビ、PS4などのゲーム機にもWi-Fi接続可能ですので、安心してご利用ください。

この記事でわかること
- 「エキサイトモバイルWiFii」のメリット・デメリットについて紹介する
- ドコモのデータが使い放題を謳う新しいポケット型WiFi
- 3日10GBまでの制限があり、速度が遅いので要注意
エキサイトモバイルWiFi を実際に使ってみた

9月30日に佐川急便から商品が届きました。
こちらはモバイルルーターだけで、SIMカードは次の日にヤマト運輸で届きました。

SIMカードはヤマト運輸で届いた
エキサイトモバイルWiFiの同梱物

佐川急便から届いたダンボールにはモバイルルーターが入っていました。
中身は、ルーター本体、ACアダプタ、USBケーブル、電池パック(バッテリー)、各種説明書です。

クーリングオフ(初期契約解除制度)で解約する場合は一式元通り返却が必要なので、絶対に捨てないようにしましょう。

SIMカードは、白い台紙に挟まれただけのシンプルなかたちで入っていました。
エキサイトモバイルWiFiではmicroSIMサイズになるので、真ん中の大きさに切り取って使います。

microSIMサイズに切り取る
ルーターにSIMカードと電池パックを入れて電源を入れる

ルーターにSIMカードと電池パックを入れます。
裏蓋は角の凹みにひっかけて開けましょう。

SIMカードカバーを上の方向にずらして開けます。

microSIMサイズに切り取ったSIMカードを入れます。

SIMカードカバーを閉じて、下方向にすらしてしっかりと閉めます。

電池パックを入れたら裏蓋も閉めましょう。

表の電源ボタンを長押しすると、電源が入ります。
Wi-Fiに接続する

電源が入ると自動的に回線に繋がります。
液晶画面上に「NTT DOCOMO」と表示されていればOKです。

上部の「MENU」ボタンを押しましょう。

「端末情報」に合わせて電源ボタンを押します。

SSIDと接続パスワードが表示されるので、この番号を使ってWi-Fiに接続しましょう。
当機種の場合は下記のようになります。
- SSID:HUAWEI_E5785_35BE
- 接続パスワード:7ALF06347GN
※機種によって異なる。
SSIDと接続パスワードがわかったら、いつものようにWi-Fiを接続しましょう。

Wi-Fiの設定画面から、該当するSSIDを選択。パスワードを入力して接続をタップ。SSIDの左側にチェックマーク及び画面上部にWi-Fiのアイコンが表示される。
以上でWi-Fiの接続は完了です。とっても簡単ですね。
エキサイトモバイルWiFiの実際の速度を計測
それでは実際に速度を測ってみましょう。
「格安SIM(MVNO)回線を使っているだろうから、あまり速くはないに違いない」
と想定していたのですが、それを上回る遅さに空いた口がふさがりませんでした。
13時過ぎと21時半に計測:非常に遅い

13時過ぎの速度

21時半の速度
エキサイトモバイルWiFiの実際の速度 | |||
日時 | 下り | 上り | PING |
2020年10月1日 13時6分 | 1.29Mbps | 14.0Mbps | 69ms |
2020年10月1日 13時7分 | 1.28Mbps | 9.65Mbps | 71ms |
2020年10月1日 13時7分 | 1.31Mbps | 10.2Mbps | 99ms |
2020年10月1日 21時34分 | 0.48Mbps | 14.8Mbps | 106ms |
2020年10月1日 21時35分 | 0.56Mbps | 13.5Mbps | 173ms |
2020年10月1日 21時35分 | 0.58Mbps | 15.0Mbps | 119ms |
昼間でも下り速度がなんと1Mbps台という速度制限にでもなっているかのような遅さでした。
上りは10Mbps前後出ていたので十分なんですが、下りが1Mbpsでは「使い放題」というには「誇大広告」と言われてもおかしくありません。
「1Mbps」といえばWiMAXの速度制限時の速度です。
通常時の速度がWiMAXの速度制限の速度っていうのは、さすがにちょっと養護できませんね。
応答速度である「PING」の値も常に50を上回るという悲惨な結果に。
そして夜はもっと悲惨な速度に。
なんとわずか500kbps(0.5Mbps)しか出なかったのです。
速度制限でも「700kbps」と謳っていたにも、通常速度で制限時速度以下しか出ないというのは何事でしょうか。
もはや意味がわかりません。
「1Mbps」出ていれば、SNSやLINEなどはできますし、YouTube(480p)などもギリギリ視聴可能です。
ですが、決して「快適」とは言えません。そういう速度です。
500kbps時に色々使ってみましたが、ほとんど何もできませんでした。
FS040Wに入れ替えてみた:やっぱりダメだった

エキサイトモバイルWiFiのSIMカードを、人気のモバイルルーター「FS040W」に入れ替えてみました。
「APN設定」を以下のようにすれば、エキサイトモバイルWiFiのSIMカードを使うことができます。
エキサイトモバイルWiFiのAPN設定情報
- プロファイル名:任意の名前
- APN名:excite.jp
- ユーザー名:user@excite
- パスワード:excite
- 認証方式:CHAP
- 接続方式:IPv4/v6

ただし、結果は同じ「1Mbps」でした。

FS040Wでの実際の速度 | |||
日時 | 下り | 上り | PING |
2020年10月1日 13時28分 | 1.23Mbps | 5.66Mbps | 57ms |
2020年10月1日 13時28分 | 1.37Mbps | 5.24Mbps | 70ms |
2020年10月1日 13時29分 | 1.18Mbps | 5.60Mbps | 59ms |
遅さの原因はルーター端末本体の性能ではなく、エキサイトモバイルWiFiのSIMカードにあるようです。
FS040Wに入れてダメなら、何のルーターを使ってもダメでしょう。
回線も「So-net」と表示されていますので、おそらく「nuroモバイルから又貸ししている」のだと思われます。
【感想】遅すぎてお話にならない
「ドコモ回線が使い放題」と、かなり期待をしていましたが「1Mbps」しか出ないポケット型WiFiに月額3,580円は出せません。
言い方は悪いですが、溝にお金捨てるレベルだと思います。
13時台で「1Mbps」は、格安SIM(MVNO)としても遅い方です。
この程度の速度のものを「ギガ使い放題」と謳うのは、さすがにどうかと思いました。
はっきりと言いますが、この程度の速度しか出ないのであれば「エキサイトモバイルWiFi」をおすすめすることはできません。
エキサイトモバイルWiFiを実際に使った感想まとめ
- ファーウェイ製品なので、正直心配
- 速度は本当に遅い(1Mbps台しか出ない)
- ルーターを入れ替えてもダメなのでSIMカード(回線)が原因だと思われる
- この遅さで「使い放題」と言われても何もできない
- まったくもっておすすめできない

以上がエキサイトモバイルWiFiの感想でした。
かなり期待していただけに、ショックですね。
エキサイトモバイルWiFi みんなの評判・口コミをチェック
弊社の公式LINE@に届いた実際の利用者からのLINEをいくつか紹介します。
サービス開始直後にも関わらずかなりの数が届いており、正直びっくりしています。
イラッとする遅さでびっくり

遅いのは私だけではなかったようです。
測定数値が低いのはもちろんですが、実際に使ってみて「遅い」と感じるのであればどうしようもありませんね。
使い物にならない

ポケット型WiFiとして「使い物にならない」のであれば、持っている意味がありません。
この方も初期契約解除制度を使って解約するとおっしゃっておりました。
返品して「どこよりもWiFi」に乗り換える

この方はかなり怒っていらっしゃいましたね…当然です。
早急に返品して、どこよりもWiFiを申し込まれるとのことでした。正解だと思います。
このように直接弊社まで相談が入るということは、他にも多くの「遅くて困っている」方がいるのだと思われます。
今後も随時更新していきたいと思います。
エキサイトモバイルWiFi の料金・スペック

「エキサイトモバイルWiFi」の料金・スペックを確認しておきましょう。
エキサイトモバイルWiFiの料金プラン
「エキサイトモバイルWiFi」の料金プランは1種類のみと大変わかりやすいです。
エキサイトモバイルWiFiの料金プラン | |
契約期間 | 1年契約 (自動更新なし) |
使用回線 | ドコモ4GLTE (MVNOでは?) |
データ通信量 | 「ほぼ使い放題」 |
通信制限 | 3日10GB使うと700kbpsに低下 |
事務手数料 | 3,300円 |
SIMカード準備金 | 440円 |
初月 | 1ヶ月分 |
月額料金 | 3,938円 |
端末代金 | 無料レンタル ※13ヶ月目に無料贈呈 |
端末補償 | 月額料金にコミコミ |
補償内容 | 故障、水没、全損 |
端末送料 | 無料 |
発送までの日数 | 最短翌日発送 |
支払い方法 | クレジットカードのみ |
海外での利用 | 不可 |
クーリングオフ | 8日以内なら可能 |
端末補償

端末の破損、故障時に修理代を払う必要がなくなります。
月額料金にコミコミですので、全員加入になるのでご安心ください。
端末補償サービス | |
料金 | 月額料金にコミコミ(本当は月額550円) |
申し込み条件 | サービス申し込み時に自動加入 |
保証対象 | ・取扱説明書及びその他の注意事項等の記載内容に従った正常な使用状態の下で機器が故障した場合 ・機器が破損した場合 ・機器が全損した場合 ・機器が水没した場合 ※盗難・紛失は対象外 |
保証対象外 | ・お客様の改造による損害 ・盗難・紛失 ・使用による劣化や色落ち等 |
注意事項 | ※修理や交換となった場合は、修理交換費用が1,100円と、代引き手数料が330円だけ必要になります |
エキサイトモバイルWiFiの違約金

「エキサイトモバイルWiFi」は1年契約ですので、1年以内に解約をすると違約金が発生します。
自動更新はありませんので、2年目以降はいつ解約しても違約金はありません。
エキサイトモバイルWiFiの違約金 |
|
0~12ヶ月目 | 10,450円 |
13ヶ月目以降 | 0円 |
モバイルルーターの仕様
「エキサイトモバイルWiFi」からレンタルするモバイルルーターのスペック(仕様)を確認しておきましょう。
エキサイトモバイルWiFiのモバイルルーター仕様 | |
製品名 |
E5785 |
重量 | 127g |
サイズ | 108×62×17.3mm |
連続使用可能時間 | 720分 (12時間) |
最大通信速度 | 下り:300Mbps 上り:50Mbps |
WiFi規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz対応) |
同時接続台数 | 16台 |
メーカー | ファーウェイ |
E5785はAmazonなどで10,000円程で購入可能な、スペック的には割と高性能なモバイルルーターです。
ただし、メーカーが「ファーウェイ」ということで、個人的にはあまりおすすめができません。
あまりにもよくない噂が多すぎる「ファーウェイ」のモバイルルーターです。
Googleから離反させられ、スマホ事業からの撤退も噂されています。
回線はドコモの4G LTE

「エキサイトモバイルWiFi」は、ドコモの4G LTE回線を使用します。
ただし、公式サイトをよくよく見ると「格安SIM(MVNO)」であることが明記されていました。
MVNOであれば、速度はあまり期待できませんので、注意が必要です。
エキサイトモバイル WiFiのデータ通信の仕様詳細については以下のとおりです。
(中略)
回線タイプ:NTTドコモ(MVNO)
エキサイトモバイルWiFi「エキサイトモバイル WiFi データ通信の仕様詳細」より引用
「ドコモのスマホでないと使えない」という意味ではありません。
ドコモでもauでも格安SIMでも、もちろんパソコンでもPS4でも関係なく使えますので安心してください。
ただ、速度が遅いという話です。
ほぼ使い放題で使える
エキサイトモバイルWiFiは「使い放題」を謳っています。
ですが、実際には「3日で10GB」という制限があることも公式サイトにしっかりと記載がありました。
3日で10GBを超えると、速度が700kbpsまで低下します。
700kbpsってどれくらいの速さ?

700kbpsと言われてもあまりピンとこないかもしれません。
公式サイトでは「けっこうサクサク」と表現していますが、これは少々言い過ぎ感があります。
「ギリギリ使えなくもない」が正しい表現でしょう。
700kbsの体感速度(弊社の見解) | |
SNS、メッセージ、メール (LINE含む) |
◯~△ メールで写真を送るのはしんどい LINEで写真を送るのはギリOK |
WEB閲覧、地図アプリ | △ 表示までそれなりに時間がかかる |
音楽ストリーミング | ◯~△ 電波状況によっては再生が止まる |
ゲームアプリ(通常プレイ) | ◯~△ 単純なゲームなら大丈夫 |
ゲームアプリ(データダウンロード) | かなり時間がかかる |
動画・VOD (低画質240p) |
◯~△ ギリギリ再生可能 |
動画・VOD (標準画質360~480p) |
△~✕ 360pはできたりできなかったり 480pはおそらく不可 |
動画・VOD (高画質720p以上) |
✕ 不可 |
参考までに「1Mbps(約1000kbps)」での速度を検証した動画をご覧ください。
これよりも遅くなるということです。
「けっこうサクサク」は誇大表現と言わざるを得ないでしょう。
エキサイトモバイルWiFi は海外では使えない
エキサイトモバイルWiFiは国内専用となっています。
海外では使えません。
8日以内なら無料で解約できる

エキサイトモバイルWiFiは初期契約解除制度が使えます。
契約書受領日から8日以内であれば、違約金なしで解約が可能です。
「使ってみたら遅かった」という方は、すぐに解約の申請をして別のポケット型WiFiを申し込みましょう。
無理して使い続けても、損するだけですよ。
ただし、申請はFAX、しかも月額料金がかかる
「初期契約解除制度が使えるからいいや」と思った方も多いかもしれません。
いえ、弊社も同様の考えでしたが、よくよく詳細を確認すると「ありえない条件」が記載されていました。
エキサイトモバイルWiFiの初期契約解除 7つの条件
- 8日以内の申請が必要
- FAXで申請が必要
- 申請用紙の作成が必要
- 事務手数料(3,300円)がかかる
- SIMカード準備金(440円)がかかる
- 月額料金(月末までの日割り分)がかかる
- 返却の際の送料はユーザー負担
この内「8日以内の申請」「申請用紙の作成」「事務手数料がかかる」「返却の送料はユーザー負担」の4点は、他社と同じなので良いのですが、残りの3つが「酷いなぁ」と感じました。
FAXでの申請が必要
まず、申請がFAXであること。
このご時世、FAXを持っている人は本当に少ないかと思います。
コンビニまで行かざるを得ないですね。
※初期契約解除はメールか電話、もしくは直接返却による無連絡での手続きがほとんどです。
エキサイトカスタマーサービスセンター
- FAX番号:03-6833-1467
書類に必要な文面は次のとおりです。
■初期契約解除の請求
- ご契約者名(フリガナ)
- ご契約者住所
- ご連絡先電話番号
- エキサイトID
- 契約のご案内通知の受領日
- 初期契約解除請求対象サービス名
- 初期契約解除請求FAX発送日
- 初期契約解除請求対象の電話番号(xxx-xxxx-xxxx)
「初期契約解除を請求します。」の一文
※エキサイトモバイルのHPを参考に弊社で作成したものです。必ずご自身で確認の上、使用してください。
SIMカード準備金(440円)が必要
SIMカード準備金も、他社ではかかりません。
わざわざこういった項目を設けて、1円でも多く回収しようとするのはいかがなものでしょうか。
月額料金がかかる
エキサイトモバイルWiFiの規約には次のような記載があります。
エキサイトモバイル WiFiの月額料金は、エキサイトモバイル WiFiのサービス利用開始日から弊社が初期契約解除の通知を受領後に実施した解除処理が完了した日が属する月の末日までの日割計算による請求とします。
エキサイトモバイルWiFi:手続:エキサイトモバイル WiFiの初期契約解除の請求をしたい
利用した分の日割りではなく、利用開始日から月末までの日割りです。
つまり、今回10月1日から利用開始した方は、1ヶ月分丸っと料金を払わなくてはいけないのです。
返却に必要な送料を1,000円とした場合、
事務手数料3,000円+SIMカード準備金400円+月額料金3,580円+送料1,000円
=約8,000円もの出費となります。
これではさすがに厳しすぎる条件だと思います。
こちら、エキサイトカスタマーサービスより回答をいただきました。
「サービス開始日から契約を解除した日までの日割り」になるとのことです。
利用規約とは意味が異なりますが「サービス開始日から契約を解除した日までの日割り」が正しいようです。
そのため初期契約解除の際にかかる費用は次のとおりになります。
「事務手数料+SIMカード準備金+月額料金の日割り+返却の際の送料」
※事務手数料(3,300円)とSIMカード準備金(440円)は初期費用無料キャンペーン中の申込みなら無料になります。
とはいえ解約の申請がFAXであるとは驚きです。
わざと解約しにくくしてるのではないかと疑ってしまいますね。
<追記;2020年10月3日>
有志の方より情報をいただきました。
事務手数料とSIMカード準備金は「初期費用無料キャンペーン中に申し込んだ場合は無料」になるとのこと。
また、月額料金は月末までの日割りではなく、実際に利用した分の日割りになる、そうです。
ただし、利用規約としては「開始日から月末までの日割り」と記載がありますので注意しましょう。
以上が「エキサイトモバイルWiFi」の料金やスペックでした。
続いては最も大事な「エキサイトモバイルWiFi」の注意点・デメリットを確認していきましょう。
エキサイトモバイルWiFi 6つの注意点・デメリット
申し込む前に「エキサイトモバイルWiFi」の6つの注意点・デメリットを必ず確認しておきましょう。
エキサイトモバイルWiFi 6つの注意点・デメリット
- ドコモ回線ではあるがMVNO
- 「使い放題」ではなく、3日で10GBまでしか使えない
- 速度制限時の700kbpsは「けっこうサクサク」ではない
- ルーターがファーウェイ製
- 初月の料金が1ヶ月分かかる
- 初期契約解除はFAXで行う
ドコモ回線ではあるがMVNO
MVNOというのは、いわゆる「格安SIM」のことです。
ドコモスマホと同じ電波を使いますが、ドコモスマホと同じ速度が出るわけではありません。
エキサイトモバイルWiFiは「ドコモ回線」を使用していますが、それはあくまでも「回線(=電波)」の話であって、「ドコモと同じ速度」を保証しているわけではないのです。
現段階における弊社の予測としては、おそらく5~10Mbps程度しか出ないのではないか、と想定しています。
実際に使ってみたところ、5~10Mbpsどころか「1Mbps」程度しか出ないという衝撃的な結果となってしまいました。
「使い放題」ではなく、3日で10GBまでしか使えない

公式サイトのTOPページには、堂々と「使い放題」を謳っていますが、そのすぐ下に「3日間で10GB以上使用時、通信速度を最大700Kbpsに制限」と記載があります。
結局のところ「使い放題」ではないということです。
1日あたり約3.3GBですから、1ヶ月に換算すると99GBです。
最近主流の100GB使えるクラウドWiFiと変わりません。
当日を含む「直近3日間の合計が10GBに達した時点」で速度が700kbpsに低下します。
制限の解除は「深夜~朝方」にかけて行われるようです。

速度制限時の700kbpsは「けっこうサクサク」ではない
先ほども少し解説をしましたが、速度制限時の700kbpsは「けっこうサクサク」ではありません。
「ギリギリ使えなくもない」といった程度です。
「速度制限時でもけっこうサクサクなら10GB超えても問題ないか!」と安易にギガを使いすぎると、かなり痛い目にあうでしょう。
ルーターがファーウェイ製
こちらも先ほど少しふれましたが、エキサイトモバイルWiFiから提供されるルーターは中国「ファーウェイ」の製品です。
ファーウェイに関しては、これまで本当に色々ありました。
日本で取り扱いがあるのが不思議なくらい、世界では叩かれ続けています。
参照:米政府、ファーウェイ製品締め出しの大統領令に署名。米国からの部品調達も実質禁止へ
個人的にはあまりおすすめできないモバイルルーターです。
SIMカードだけ取り出せば、別のルーターで使える?使えた
実際の商品が届き次第試してみたいのが、SIMカードを別のルーターに入れて使えるかどうかです。
もし別のルーターでも使用可能であれば、月額3,938円でドコモ回線が「ほぼ使い放題」にできるのは悪くありません。
こちらも実機が届き次第で検証します。
実際に試したところ、定番の「FS040W」でも使えましたが速度は遅いままでした。
ルーター入れ替えて使えても、速度が遅ければ意味がありません。
初月の料金が1ヶ月分かかる
月途中で申込みをしても、初月の料金は1ヶ月分かかります。
なるたけ月初に申し込みをしたほうがいいでしょう。
初期契約解除はFAXで行う
クーリングオフ(初期契約解除)の申請はFAXで行わなくてはいけません。
とんでもなく手間ですね。
このご時世に、どんな嫌がらせかと思いましたが、従うしかありません。
以上の6つが「エキサイトモバイルWiFiの注意点・デメリット」でした。
エキサイトモバイルWiFiとMugen WiFiの比較結果

エキサイトモバイルWiFiと一番人気のクラウドWiFi「Mugen WiFi」とを比較した結果を紹介します。
料金や速度といったポケット型WiFiにとって重要ポイントにおいて、あらゆる面でMugen WiFiの方が優れていることがわかりました。
初期費用や月額料金を比較
エキサイトモバイルWiFiとMugen WiFiの料金比較 | ||
エキサイトモバイルWiFi | Mugen WiFi | |
契約期間 | 1年 自動更新なし |
2年 自動更新なし |
事務手数料 | 3,300円 | |
SIMカード準備金 | 440円 | なし |
データ容量 | 3日で10GB | 1ヶ月分100GB |
月額料金 | 3,938円 | 3,718円 |
初月の料金 | 1ヶ月分 | |
端末代金 | 無料レンタル 13ヶ月目以降返却不要 |
無料レンタル 25ヶ月目以降返却不要 |
端末補償 | 月額料金に含む | 550円/660円 |
契約縛りなしオプション | なし | 660円 |
違約金 | 10,450円 | 1年目:9,900円 2年目:5,500円 |
無料キャンセル期間 | 8日 | 30日 |
キャッシュバック | なし | 10,000円 |
比較ポイントを一つひとつ確認していきましょう。
初期費用はMugen WiFiの方がオトク
事務手数料は3,300円で同じですが、SIMカード準備金のないMugen WiFiの方が440円オトクです。
月額料金もMugen WiFiの方がオトク
月額3,938円のエキサイトモバイルWiFiに対して、Mugen WiFiは3,718円ですので毎月220円オトクに使うことができます。
端末代金はどちらも無料レンタル
エキサイトモバイルWiFiもMugen WiFiも、どちらも端末(モバイルルーター)は無料レンタルとなります。
わざわざお金を出して購入する必要がありません。
エキサイトモバイルWiFiは1年間、Mugen WiFiは2年間使えば返却不要になります。
端末補償はエキサイトモバイルWiFiの方がオトク
無料でレンタルできる端末ですが、もしも使用中に壊してしまった場合は弁済金を払わなくてはいけません。
弁済金を免除するためには端末補償への加入が必要です。
エキサイトモバイルWiFiは端末補償が月額料金に含まれているので、わざわざ別途支払う必要がありません。
Mugen WiFiは加入する場合は月額550円もしくは660円※の支払いが必要になります。
※補償内容によって選べる。
契約途中での解約違約金はMugen WiFiの方が安い
解約違約金が10,450円となるエキサイトモバイルWiFiに対して、1年目9,900円、2年目5,500円で解約できるのがMugen WiFiです。
ただし、エキサイトモバイルWiFiは1年契約ですので、2年目以降の違約金がない点はオトクといえます。
Mugen WiFiは月額660円で契約の縛りをなくすこともできます。
30日間のキャンセル期間があるMugen WiFi
エキサイトモバイルWiFiは8日間のキャンセル期間※があります。
※初期契約解除制度のこと
Mugen WiFiは独自の「30日間お試し利用」があるので、30日以内であれば違約金も事務手数料も月額料金も全てなしで解約可能です。
返却手数料として1,100円はかかるものの、ゆっくり30日間も使い心地を試すことができます。
この30日間お試し利用がMugen WiFiの売れてる理由でもあるのです。
エキサイトモバイルWiFiは初期契約解除を行っても、事務手数料は返金されません。
また、手続きをFAXでしないといけないので、非常に面倒です。
Mugen WiFiは10,000円のキャッシュバックがある

Mugen WiFiは10,000円のキャッシュバックをもらうことができます。
1年間の合計費用、2年間の合計費用、どちらもMugen WiFiの方がオトク
合計費用の比較 | ||
エキサイトモバイルWiFi | Mugen WiFi | |
1年間 | 50,996円 | 47,916円 (違約金含む) |
2年間 | 98,252円 | 82,532円 |
1年間及び2年間の合計費用は、どちらもMugen WiFiの方がオトクになります。
速度を比較
エキサイトモバイルWiFiの速度が壊滅的なことは散々説明してきましたが、Mugen WiFiはどうなんでしょうか。
1日の中でもっとも速度が遅くなりやすい、お昼12時台と夜9時台の2回の速度を確認してみましょう。
お昼12時台の速度

Mugen WiFiの速度 | ||
計測日時 | 下り速度 | 上り速度 |
2021年5月2日 12時40分 | 24.4Mbps | 19.2Mbps |
※iPhone pro11に接続して測定
夜9時台の速度

Mugen WiFiの速度 | ||
計測日時 | 下り速度 | 上り速度 |
2021年4月30日 21時23分 | 20.2Mbps | 22.1Mbps |
※iPhone pro11に接続して測定
ご覧の通りエキサイトモバイルWiFiでは見たことがない「二桁」の速度がしっかりと出ています。
よもや比べるまでもなく、Mugen WiFiの方が快適に使えることは間違いありません。
比較結果:そもそもまともに使えないエキサイトモバイルWiFiと比べることが間違い
料金面や30日間のお試し利用ができる点においてもMugen WiFiの方が圧倒的に優れているのですが、そもそも速度が出ずにまともに使えないエキサイトモバイルWiFiと比べること自体が間違いでした。
仮にエキサイトモバイルWiFiが同じ30日間のお試し利用ができて、10,000円のキャッシュバックがあっても速度が出なければ意味がありません。
速度が出ないということはポケット型WiFiとして使うことができないわけですから、お金を捨てているのと同じです。
ポケット型WiFiをお探しであれば、エキサイトモバイルWiFiではなくMugen WiFiを検討しましょう。
通信速度の遅いポケット型WiFiに存在価値はない
月額3,938円で「ドコモ回線」が「ほぼ使い放題」というのは、たしかに強いです。
契約期間も1年と短く、自動更新もない。
ですが、結局ポケット型WiFiとして大事な速度が「常に1Mbps程度」ではお話になりません。
「ドコモ回線と言いながら、結局はただのMVNOで速度は常に壊滅的」のエキサイトモバイルWiFiをお客様に勧めることはないでしょう。
MVNOのドコモ回線を使うくらいであれば、ソフトバンク回線が使えるクラウドWiFiの方がよっぽど使い勝手が良いです。
「Mugen WiFi」であれば月額料金も安く、実績もあり、30日間の全額返金ができるので安心して試すことができます。
エキサイトモバイルWiFiを検討している方は、よくよく考えてから申し込むようにしましょう。
エキサイトモバイルWiFi:https://bb.excite.co.jp/wifi/
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