カードローンの審査基準を解説!カードローンの審査に通る3つのコツ

カードローンの審査基準はカードローン会社ごとに定められており、どのような項目が審査されて審査基準はどうなっているのかは公開はされていません。

カードローンで審査が行われる目的は申込者の返済能力を確認するためであり、消費者金融は貸金業法第13条第1項で返済能力調査を義務付けられています。

一方で銀行が取り扱うカードローンは金融庁が監視しており、融資審査の厳格化や融資審査態勢の見直しなど実施されているため、銀行カードローンは審査が厳しめです。

金融庁では、融資審査の厳格化を徹底し、業務運営の適正化をスピード感を持って推進するため、2017 年以降、銀行カードローン残高の多い先を中心とする 12 行に対する立入検査の実施…

引用元:金融庁:銀行カードローンのフォローアップ調査結果について

カードローン審査基準の詳細が分からなくても共通する審査項目があるため、この記事ではカードローンの審査基準や審査に通るための3つのコツを解説します。

カネロン

記事を最後まで読むことでカードローンの審査に不安や疑問を抱えている人は、安心してカードローンに申し込みできるようになります。

目次

カードローンの審査に通るための安定した収入の定義や職業について解説

カードローンの返済は長期間になるため、利用する上で申込者には継続して返済が続けられる、安定した収入があることが求められます。

安定した収入の定義は収入があれば良いのではなく、継続的な収入が得られることが重要となります。

カードローンの審査で不利になる収入は以下のとおりです。

  • 働いていない派遣社員
  • 短期派遣の派遣社員
  • 短期アルバイトをしている人

短期派遣やアルバイトで一時的に収入を得ている人や、申し込み時点で派遣先や仕事先が決まっていない派遣社員の人は安定した収入を得ていると判断されません。

消費者金融や銀行カードローンの申込条件を確認すると下記表のとおり、全てのカードローンで安定した定期収入、安定かつ継続収入が必要であると明記されています。

消費者金融・銀行カードローン収入に関する申し込み条件
アイフル定期収入と返済能力があること
SMBCモビット安定した定期収入があること
アコム安定収入と返済能力があること
みずほ銀行カードローン安定かつ継続収入が見込めること
三井住友銀行カードローン安定収入があること

審査では安定した収入を判断する上で、申込者の職業や年収も確認します。

カードローンの審査で有利となる職業や年収について解説

職業によってカードローンの審査に有利、不利がある理由は、貸し倒れリスクを避けるためです。

カードローンの申込条件にある安定した収入が得られる人とは、倒産しにくい会社や業種で働いている人や勤続年数が長く退職の可能性が低い人のことを指します。

例えば倒産する可能性のある職業よりも、公務員や大手企業の会社員のように収入の安定した職業や、医師や弁護士など高収入で仕事がなくなる可能性が低い職業のほうがカードローンの審査では有利です。

ただし、勤続年数が短い場合は今後もその職場で働き続けるかを疑問視されて、審査が不利となる場合もあります。

パートやアルバイト、自営業の場合は仕事を辞めたり倒産したりする可能性を懸念され、勤続年数や創業年数が短いと収入が不安定であると判断されやすくなります。

カードローンの審査に有利な職業と不利な職業

カードローンの審査に有利な職業公務員・大手企業の会社員・医師・弁護士など
カードローンの審査に不利な職業パート・アルバイト・自営業・給料が歩合制の職業など

他にも水商売やタクシードライバー、芸能人といった仕事の結果によって収入が大きく変わる職業も同様です。

信用情報はカードローンの審査に大きく影響する

信用情報はカードローンの審査に最も大きく影響するため、過去に金融事故情報など問題がある場合は返済能力が低いと判断され、審査に落ちる可能性が高くなります。

例えば金融事故情報に該当する例として、過去に返済の遅延や延滞、債務整理をした場合が挙げられます。

信用情報に問題がある事例
  • 返済が何度も遅れた
  • 2ヵ月から3ヵ月の長期にわたって返済を延滞している
  • 債務整理をした経験がある
  • 自己破産した経験がある

信用情報には以下のような情報が登録されており、信用情報機関に保管されています。

信用情報に含まれる情報

  • クレジットカードの利用状況
  • マイカーローンなどのローン全般に関する情報
  • 奨学金
  • 携帯端末(本体の代金)などの分割払い

各種ローンの借り入れ状況や返済状況はもちろん、クレジットカードの利用状況など、お金に関する個人情報を把握できます。

信用情報機関の仕組みと役割について

消費者金融などの貸金業者に関連する信用情報機関は、CIC(株式会社シー・アイ・シー)とJICC(株式会社日本信用情報機構)の2つです。

上記2つの信用情報機関は内閣総理大臣の指定を受けているため、指定信用情報機関とも呼ばれています。

カードローンの申し込みがあると貸金業者は申込者の信用情報を指定信用情報機関に照会し、信用情報機関から得た情報を基に、融資が可能か否かを判断します。

信用情報の仕組み

一方で銀行や信用金庫などの金融機関は、一般社団法人全国銀行協会が運営している個人信用情報機関の全国銀行個人信用情報センターに加盟しています。

上記3つの信用情報機関は、加盟している消費者金融や金融機関から情報提供を受けて、信用情報の収集と保存管理するといった役割を担っています。

信用情報機関はネットワークで情報を共有している

貸金業者や金融機関は加盟先の信用情報機関に情報を提供しますが、融資の判断に関わる重要な情報は信用情報機関の間で共有されています。

信用情報とはクレジットやローン等の申し込みや契約に関する情報を指します。本人を識別するための情報のほか、クレジットの申込内容や契約内容、支払状況、残高などで構成されており、主にCICに加盟するクレジット会社等から登録された情報になります。

引用元:信用情報とは|信用情報について|指定信用情報機関のCIC

信用情報機関の間で共有されている情報

  • 申し込み情報
  • 契約内容
  • 貸付金額
  • 貸付残高
  • 遅延の有無
  • 総量規制の対象外になる契約がある場合はその情報

信用情報の交流にはCRINとFINEの2つのネットワークがあり、CRINは3つの信用情報機関の信用情報交流ネットワークで延滞情報を共有しています。

一方、FINEは貸金業法に関連する指定信用情報機関である、CIC(株式会社シー・アイ・シー)とJICC(株式会社日本信用情報機構)の交流ネットワークです。

銀行カードローンや消費者金融のカードローンに申し込みしても申込者の信用情報が得られるように、情報ネットワークが整備されています。

他社ローンの借入件数と借入金額はカードローンの審査に影響するのかを解説

消費者金融のカードローンでは、他社ローンからの借入件数と借入金額が審査に影響します。

なぜなら、貸し過ぎを防ぐために貸金業法で定められている総量規制といった法律によって、貸金業者は年収の3分の1を超える融資ができないからです。

クレジットカードのキャッシング枠も含めた契約件数や貸付金額も信用情報機関で共有されるため、他社の借入総額が年収の3分の1に近い場合だと新規で借り入れはできません。

カードローンの審査に影響する状況審査担当者の判断
借入件数が多い・お金に困ってあちこちから借入していると判断される
・借金をしやすいタイプだと判断される
借入金額が多い・返済が難しいと判断される
・貸金業者の場合は総量規制の範囲を超える可能性があると判断される

銀行カードローンは申込フォームで借入状況を確認する

一方で銀行カードローンは総量規制の対象外とはいえ、金融庁の監視もあり貸し過ぎを防ぐために年収の3分の1を目安として融資を実施しています。

信用情報機関の共有ネットワークCRINでは延滞情報しか共有できないため、銀行カードローンは信用情報から消費者金融の申し込み件数や借入金額を確認できません。

そのため、銀行カードローンでは申し込みフォームの借入状況を必須入力項目としており、他社からの借入件数と借入金額を確認する方法をとっています。

例えば三井住友銀行カードローンでは借入件数を、三菱UFJ銀行カードローン バンクイックは借入件数と借入額を申し込みフォームで必須項目として入力が必要です。

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三菱UFJ銀行カードローン バンクイックは銀行、カード会社や信販会社、消費者金融などそれぞれの借入件数と借入金額について詳しく入力が求められます。

カードローンの審査に通るための3つのコツを解説

カードローンの審査に通りやすくするコツは、以下の3つです。

  • 借入希望額を少なくする
  • 勤続年数が長くなるまで待つ
  • 固定電話の番号を記入する

カードローンで審査される項目は、収入や職業など自分の都合で簡単に変えられないものばかりです。

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では、カードローンの審査を通りやすくする3つのコツを詳しく解説していきます。

カードローンの審査に通るためには借入希望額は少ない金額にする

カードローンは借入希望額が多いほど返済能力が求められるため、審査に通ることが難しくなります。

そのため、カードローンの審査に通るためには、借入希望額は少ない金額で申し込みしましょう。

もっと多くお金を借りたいと思う人は、まずカードローンの審査に通り契約後、利用実績を積んでから利用限度額の増額を申し込むことをおすすめします。

利用限度額の増額を希望する人は以下の3点に気をつけてカードローンを利用すること

  • 返済は絶対に遅れない
  • 数回返済してもすぐに借りずに返済に集中する
  • 適度に借り入れする

ただし上記に該当しない場合でも、増額できない場合もあります。

例えば返済が遅れていなくても、返済してすぐお金を借りる人やなかなか残高が減らない人は、いずれ返済が難しくなると判断されてしまう場合です。

他にもカードローンと契約してから一度も借り入れをしていない人は、利用実績が積み上がらないため、個人の信用が上がらず増額の審査に通るのは難しくなります。

限度額を増額するためには返済遅延せず、カードローンから適度に借りて利用実績を積み上げて個人の信用を上げておきましょう。

カードローンの審査に通るためには勤続年数が3ヵ月以上経ってから申し込む

勤続年数が短いと仕事を続けられるか疑問視されて、安定した収入が見込めないと判断されてしまうとカードローンの審査に通るのが難しくなります。

勤続年数は少なくとも3ヶ月以上できれば6ヶ月経ってからカードローンに申し込みすれば、勤続年数で審査が不利になることはありません。

勤続年数が1年経つと個人の信用が上がりますので、審査に通る確率がさらに高くなります。

カードローンの審査に通るためには固定電話の番号も記入して申し込む

携帯電話の普及によって固定電話を持っていない人が増えたため、現在では固定電話がなくてもカードローンの申し込みは可能です。

しかし、カードローン審査では返済が滞った時に連絡が取れるかも重要であるため、解約や番号変更に手間のかかる固定電話も記入した方が個人の信用が上がり審査が有利になります。

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固定電話がある人は携帯電話の番号と併せ、申し込み時に申告しましょう。

カードローンの審査でやってはいけない3つのポイントを解説

カードローンの審査でやってはいけないことは、以下の3つです。

  • 嘘の情報で申し込みをする
  • アリバイ会社を使って勤務先を偽る
  • 他社のローンで返済の問題を起こす

嘘の内容で申し込むとカードローンの審査に落ちる理由は、申告した情報は必ず裏付けを取られるためです。

アリバイ会社を使って勤務先を偽っても、貸金業者が申込者の信用情報を照会した際に嘘であることがバレてしまいます。

他社のローンで遅延や延滞を起こすと返済能力を疑われるだけでなく、返済リスクが発生する可能性が高いと判断されます。

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お金を貸しても利点がない人に、金融機関は貸付を実施することはありません。

カードローンの申込フォームに嘘の情報を入力して申し込みをしない

カードローンの審査では申込フォームに入力した内容を基に審査を実施するため、たとえ入力ミスであっても間違っていると審査落ちに繋がります。

カードローンに申し込みすると審査の過程で、本人確認書類や収入証明書類など必要書類の提出が必要です。

他にも信用情報機関へ信用情報を照会や、職場へ電話をかけ在籍確認が実施されます。

つまり申込フォームに嘘の情報を入力して申し込みしても、審査の過程で虚偽の申請であることは必ず判明するということです。

カードローンの審査ではアリバイ会社を使って勤務先を偽ってはいけない

アリバイ会社を使い勤務先を偽り、カードローンに申し込みお金を借りると、以下のような問題が発生する場合があります。

アリバイ会社の利用が発覚した際に起こりうるトラブル
  • 申し込みの時点で審査に落ちる
  • 契約した後で虚偽の申し込みであることが判明すると強制解約になる
  • 契約した後でアリバイ会社を使って勤務先を偽ったことが判明すると一括返済が求められる
  • 詐欺罪などの法律違反を問われるばあいがある
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いずれも申込者にとって、大きなリスクとなる可能性があるため、勤務先を偽らないことです。

カードローンの審査に通るためには他社のローンで返済遅延や延滞を起こさない

カードローンに申し込みした際に他社カードローン、マイカーローンやクレジットカードなどで返済遅延や延滞など、信用情報に金融事故情報がある人は審査に通りません。

カードローンの審査では信用情報機関に保管されている信用情報を照会するため、過去に起こした金融事故情報は貸し手側に知られてしまいます。

金融事故情報は一定期間は登録されますが、は返済遅延や延滞なら5年間、自己破産なら10年間で抹消されます。

遅延や延滞の経験がある人は、金融事故の情報が抹消されるまでカードローンの申し込みは止めましょう。

カードローンの審査で準備するべき必要書類を解説

カードローン審査の必要書類

カードローンの審査を受けるためには運転免許証やパスポート、健康保険証など本人確認書類と収入証明書類の提出が必要です。

収入証明書類の提出が求められるのは借入希望額が50万円以上の人や、他社借入額と借入希望額を合算し100万円を超える人になります。

基本的にカードローンの審査では本人確認書類の提出のみですが、審査状況によっては上記に当てはまらなくても、収入証明書類の提出が求められる場合もあります。

プロミスの場合、カードローンの審査で提出が求められる必要書類は、以下の本人確認書類と収入証明書類です。

プロミスで認められている本人確認書類
  • 運転免許証
  • パスポート
  • 健康保険証(来店契約の場合は住民票も添える)
  • マイナンバーカード(個人番号は見えないように画像を加工して提出)
  • 住民基本台帳カード

外国籍の人は上記の本人確認書類とは別に、在留カードか特別永住者証明書を合わせて提出します。

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プロミスは契約方法によって必要書類の提出枚数が異なるため、申し込み方法に合わせて必要な書類を用意しましょう。

契約方法本人確認の方法必要書類
Web完結金融機関口座で本人確認運転免許証・健康保険証・パスポート・マイナンバーカード
※いずれか1点
※パスポートは2020年2月3日以前に申請して発行されたもので、住所欄に現在住んでいる自宅住所が記載されているもの

外国籍の人は本人確認書類とは別に在留カードまたは特別永住者証明書の提出が必要
Web完結アプリで本人確認運転免許証・マイナンバーカード
※いずれか1点

外国籍の人は本人確認書類とは別に在留カードまたは特別永住者証明書の提出が必要
来店契約来店で本人確認運転免許証・健康保険証+住民票など・パスポート・マイナンバーカード
※いずれか1点
※パスポートは2020年2月3日以前に申請して発行されたもので、住所欄に現在住んでいる自宅住所が記載されているもの

外国籍の人は本人確認書類とは別に在留カードまたは特別永住者証明書の提出が必要

上記の本人確認書類に記載されている住所と、現在住んでいる住所が異なる場合は本人確認書類とは別に、以下4点のうちいずれかの書類の提出が必要です。

本人確認書類と現住所が異なる場合に別途提出が必要な書類
  • 公共料金の領収書(電力会社・水道局・ガス会社・NHK発行のもの)
  • 住民票の写しまたは住民票の記載事項証明書
  • 国税または地方税の領収書、もしくは納税証明書
  • 社会保険料の領収書

プロミスでは申込時の年齢が19歳以下の人や借入希望額が50万円以上、またはプロミスの借入希望額と他社借入額の合計が100万円以上となる人は収入証明書類の提出が必要です。

収入証明書類としてプロミスに提出できるのは以下の書類となります。

プロミスで認められている収入証明書類
  • 最新の源泉徴収票
  • 最新の確定申告書
  • 最新の税額通知書
  • 最新の所得(課税)証明書(※収入額と所得額の記載が必須)
  • 直近2ヶ月分の給与明細所+直近1年分の賞与明細書 ※賞与明細書が手元にない場合は、直近2ヵ月分の給与明細書を提出してください

上記、いずれか1点を用意し収入証明書として提出しましょう。

カードローンの審査には必ず在籍確認がある

カードローンの審査には必ず在籍確認があり、カードローンの審査では重要な項目です。

在籍確認をおこなう理由は、申し込み時に申告した勤務先の情報に虚偽の確認、収入の裏付けを取るためです。

カードローンは担保を取らず保証人なしで貸付するため、安定した収入があり返済してくれる人でなければ、お金は貸してくれません。

SMBCモビットなら電話連絡なしで借り入れできる場合もある

SMBCモビットでWEB完結申込を選ぶと電話連絡なしで借り入れできるだけでなく、カードレスなので郵送物もありません。

下記の条件を満たしていれば、電話連絡なしのWEB完結申込を利用できます。

  • 指定された4つの銀行*のいずれかに本人名義の口座を持っている
  • 指定された銀行の口座を貸付・返済に利用する
  • 社会保険証もしくは組合保険証を持っている

※三井住友銀行・三菱UFJ銀行・みずほ銀行・ゆうちょ銀行

SMBCモビットのWEB完結申込では、銀行の口座と健康保険証*で本人確認をしています。

※社会保険証は会社員、組合保健相は公務員や自衛官などが持っている健康保険証です。

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ただし審査の状況によっては、電話確認が必要となる場合もあります。

他社のカードローンで借りている人でもおまとめローンなら審査に通る可能性がある

他社カードローンですでに年収の3分の1まで借り入れしている場合でも、おまとめローンなら審査に通る可能性があります。

なぜなら、おまとめローンは複数ある借り入れを一本化し、返済を進めるための金融商品だからです。

本来、消費者金融に代表される貸金業者から借り入れした場合は、総量規制に該当します。

しかしおまとめローンは総量規制の例外貸付けに該当し、顧客が一方的に有利な借り換え、段階的に借入残高を減少させる目的の借り換えとなります。

総量規制の「例外貸付け」に分類される契約
①顧客に一方的に有利となる借換え
②借入残高を段階的に減少させるための借換え
③顧客やその親族などの緊急に必要と認められる医療費を支払うための資金の貸付け
④社会通念上 緊急に必要と認められる費用を支払うための資金(10万円以下、3か月以内の返済などが要件)の貸付け
⑤配偶者と併せた年収3分の1以下の貸付け(配偶者の同意が必要)
⑥個人事業者に対する貸付け(事業計画、収支計画、資金計画により、返済能力を超えないと認められる場合)
⑦新たに事業を営む個人事業者に対する貸付け(要件は、上記⑥と同様。)
⑧預金取扱金融機関からの貸付けを受けるまでの「つなぎ資金」に係る貸付け(貸付けが行われることが確実であることが確認でき、1か月以内の返済であることが要件)

引用元:日本貸金業協会│総量規制の「例外貸付け」に分類される契約

おまとめローンは複数の借り換えをまとめ、借入残高を減少させる目的であるため、年収の3分の1を超えても例外的に借り入れできます。

おまとめローン以外にも例外貸付けは、社会通念上必要なお金や医療費に関する費用などもあります。

年収が150万円の人がA社から30万円、B社から20万円を借りている場合、通常それ以上は借りられません。

しかしおまとめローンであれば、総量規制を超える借り入れがあっても新たに契約が可能です。

おまとめローンの利点と欠点について

複数のローンで借り入れしており、返済額も返済日も異なる場合はおまとめローンで一本化すれば、返済が1回で済みます。

他にもおまとめローンを利用することで、以下のような利点もあります。

  • 返済時の手数料を減らせる
  • 月々の返済額が少なくなる
  • 金利が下がる
  • 返済総額を減らせる

おまとめローンの種類で減額効果は異なりますが、借入状況や条件によって返済総額が増える可能性もあります。

事前に返済額をシミュレーションして返済計画を立ててから、おまとめローンに申し込むことをおすすめします。

おまとめローンは返済専用となり、おまとめしたカードローンで追加の借り入れはできません。

金利が高いカードローンのほうが審査に通りやすい傾向にある

カードローンの審査は各社の審査基準に従い実施しているため、審査が甘いカードローンは存在しません。

しかし、比較的金利の高いカードローンのほうが審査に通りやすい、通過率が高い傾向にあります。

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では、消費者金融と銀行カードローンの上限金利を見ていきましょう。

消費者金融カードローンの上限金利

消費者金融名上限金利
アイフル18.0%
プロミス17.8%(※新規契約者)
SMBCモビット18.0%
レイク18.0%
アコム18.0%

消費者金融のカードローンでは、年18%程度であることがわかります。

銀行カードローンの上限金利

銀行カードローン名上限金利
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック14.6%
みずほ銀行カードローン14.0%
三井住友銀行カードローン14.5%
イオン銀行カードローン13.8%
PayPay銀行カードローン18.0%
楽天銀行スーパーローン(カードローン)14.5%

銀行カードローンの上限金利は年14%と、消費者金融よりも年4%程度、低いことがわかります。

つまりカードローンの審査が不安な人は、銀行カードローンよりも消費者金融を選ぶほうが良いということです。

消費者金融のカードローンをおすすめする理由
  • 消費者金融のほうが金利は高く貸し倒れのリスクに備えている
  • 銀行カードローンは規制により審査が厳しくなっている

金利が高い消費者金融のカードローンは利息を多く回収できるため、貸し倒れのリスクに備えています。

そのため、消費者金融は多くの人に貸したほうが利益が上がるため、金利が高い消費者金融のカードローンのほうが審査に通りやすいのです。

銀行は2017年に作成された自主ガイドラインに従って審査を実施しているため、カードローンの審査が厳しい傾向にあります。

自主的な規制とガイドラインを設けた理由として、銀行カードローンが過剰に融資をした結果、批判や指摘が多く寄せられたためであり、審査では以下のポイントを重視しています。

銀行カードローン審査のポイント
  • 過剰な借入になるような配慮に欠けた表示はしない
  • 過剰な借入に対する注意喚起をする
  • 申込者の収入や返済能力を把握して融資をする
  • 他の借入についても把握したうえで返済能力を確かめる
  • 定期的に返済能力のチェックをする

カードローンの審査に通りたい人におすすめの消費者金融4社

カードローンで審査に通りたい人におすすめの消費者金融4社を紹介します。

紹介するカードローンは融資までの時間が早い、無利息で利用できるなど実際に利用する際に借り手にとっても利点がある消費者金融です。

  • プロミス
  • レイク
  • アコム
  • アイフル

申し込みから最短20分で融資、最長で180日間無利息が活用できるカードローンもあります。

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では、各カードローンの特徴について詳しく解説していきます。

プロミスは最短3分*で借りられるカードローン

※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

プロミスの商品概要

融資額500万円まで
借入利率(実質年率)年4.5%~17.8%(※新規契約者の場合)
無利息期間30日間
遅延損害金年20.0%
返済方式残高スライド元利定額返済方式
利用可能年齢※18歳以上74歳以下
※申込時の年齢が18歳および19歳の場合は、収入証明書類の提出が必須となります。
※高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申し込みできません。
※収入が年金のみの方はお申込いただけません。

プロミスはアプリで申し込みから借り入れまで完結できるアプリローンであれば、最短3分で融資してくれます。

プロミスのおすすめポイント
  • 最短3分で借入可能
  • 30日間無利息サービスを実施
  • カードレスでの借入にも対応
  • 多くの金融機関(約200)で24時間365日振り込みによる借入に対応

さらにプロミスの場合、はじめて契約する人は初回借り入れした日の翌日から30日間、無利息で借り入れできます*。

※利用にはメールアドレスの登録と、Web明細の利用が条件です。

レイクは無利息期間でお得に借りられるカードローン

レイクの商品概要

融資額1万円~500万円
貸付利率(実質年率)年4.5%~18.0%
無利息期間30日間/60日間/180日間(借入金額5万円まで)
遅延損害金年20.0%
返済方式残高スライドリボルビング方式
元利定額リボルビング方式
利用可能年齢満20歳から70歳

レイク は、平日21時まで日曜日は18時までに審査と必要書類の確認を終わらせて契約手続きが完了すれば即日融資可能です。

レイクのおすすめポイント
  • 無利息期間が選べてお得
  • 即日融資も可能
  • webなら最短25分融資
  • カードレスでの借入にも対応

レイクは選べる無利息期間があり、それぞれ条件が異なります。

無利息サービスの種類条件無利息の適用金額
30日間無利息契約額が1万円から500万円全額
60日間無利息Web申込限定のサービス
契約額が1万円から200万円
全額
5万円まで180日間無利息契約額が1万円から200万円借入額のうち5万円

レイクの無利息は借り入れする金額から選ぶことで、利息を含めた支払い総額を減らすことができます。

例えば、10万円借りた場合で無利息を活用し、毎月の最低返済額で支払った場合を見てみましょう。

無利息期間返済回数毎月の返済額10万円借入し
完済した時の支払い総額
30日間31回4,000円123,448円
60日間31回4,000円121,274円
5万円まで180日間30回4,000円119,108円

10万円借りた場合であれば、無利息期間は5万円まで180日間が支払う金額を減らせることがわかります。

仮に20万円借りると60日間の無利息が支払う金額を減らせるなど、返済シミュレーションを活用し無利息期間を選びしましょう。

【融資時間について】
※Web申込みの場合、最短25分融資も可能
※21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込みが可能です。一部金融機関および、メンテナンス時間等を除く

【無利息期間について】
※Web経由で申込みされた方のみ60日間無利息を利用可能
※「60日間無利息(Web申込み限定)」、「5万円まで180日間無利息」、「30日間無利息」の併用不可
※レイクで初回契約の方が対象
※初回契約翌日から無利息適用
※ご契約額が200万円超の方は30日間無利息のみ利用可能
※無利息期間終了後は通常金利適用

【貸付条件】
ご融資額:1万円~500万円 貸付利率(年率):4.5%~18.0%
※貸付利率はご契約額およびご利用残高に応じて異なります。
年齢制限:満20歳~70歳 遅延損害金(年率):20.0%
ご返済方式:残高スライドリボルビング方式/元利定額リボルビング方式
ご返済期間・回数:最長5年・最大60回
※融資枠の範囲内での追加借入や繰上返済により、返済期間・回数は変動します。
必要書類:運転免許証等、収入証明(契約額に応じて、新生フィナンシャル株式会社が必要とする場合)
担保・保証人:不要
商号・名称:新生フィナンシャル株式会社
登録番号:関東財務局長(10) 第01024号 日本貸金業協会会員第000003号

アコムは即日融資向けのカードローン

アコムの商品概要

融資額1万円~800万円
貸付利率(実質年率)年3.0%~18.0%
無利息期間ご契約の翌日から30日間は金利0円
遅延損害金年20.0%
返済方式定率リボルビング方式
利用可能年齢成人以上

アコムは審査時間が最短20分*と、審査スピードの速さが利点のカードローンです。

※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

アコムのおすすめポイント
  • アコムは即日融資に強い
  • 契約の翌日から30日間は金利0円サービスを実施
  • クレジットカード機能付きのカードの発行も可能

アコムは事前にインターネットか電話で申し込みしてから、自動契約機または来店で契約すると借り入れまでの時間を短縮できます。

アイフルは審査に通る人が多いカードローン

アイフルの商品概要

利用限度額1万円~800万円
貸付利率(実質年率)年3.0%~18.0%
無利息期間30日間
遅延損害金年20.0%
返済方式借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式
利用可能年齢20歳~69歳まで

アイフルは新規成約率が高いカードローンであり、他の消費者金融カードローンと比較しても多くの人が審査に通っています。

消費者金融別の新規成約率

消費者金融名新規成約率
アイフル41.10%
アコム40.40%
プロミス39.50%
レイク33.20%
参照元:IRライブラリ – アコム

急いで借り入れしたい人はインターネット申し込みをした後、メールで審査を急いでくれるように伝えることで、優先して審査を開始してもらえます。

アイフルのおすすめポイント
  • 新規成約率が高く審査に通る人が多い
  • 急いでいる時は優先審査が可能
  • はじめての人に限り30日間無利息
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