今すぐお金を借りたいと思った時に頭に浮かぶのが消費者金融のカードローンですが、審査に通らなければお金は借りられません。
複数のカードローンから借り入れをしていて審査に自信がない人や、アルバイトやパートを始めたばかりの人であれば、消費者金融なら審査が通りやすいと考える人もいるでしょう。
急ぎで借り入れしたい人であれば、即日に審査結果がすぐに分かる消費者金融を検討する人もいます。
そこで本記事では消費者金融からお金を借りるにあたって、どのような項目が審査基準として重要視されているのか、審査に通りやすい人と通りにくい人の特徴などを詳しく解説します。
さら、消費者金融のカードローン審査に自信がない人に向けて、審査に通りやすい消費者金融のカードローンも解説しますので参考にしてください。
審査が通りやすい消費者金融は?審査基準や審査通過率から分かる即日融資が可能なカードローン
大手消費者金融のカードローンは審査が厳しいと考える人もいますが、申込者の約4割前後の人は審査に通過しています。

審査に通過している割合は、大手消費者金融が公表している新規成約率の情報から判断できます。
さらに即日融資を希望するのであれば、無利息期間などサービスが充実している大手消費者金融に申し込みしましょう。
では、大手消費者金融における申し込み条件や審査通過率から、審査に通りやすいカードローンを紹介します。
アコムは利用者が多くて人気のカードローン

2022年4月末時点でアコムの利用者数は約151万人と、大手の消費者金融の中で利用者が多い人気のカードローンです。
アコムの利用者が多い理由として申込者の受け入れ幅が広いことや審査通過率が高いことにあります。
さらにアコムは前向きに審査をしてくれるため、カードローンを初めて利用する人におすすめです。
公式 アコムの詳細はこちら
プロミスはアルバイトを始めたばかりの学生や主婦の人でも利用できる

プロミスはアルバイトやパートを始めたばかりで、カードローンの審査が不安な学生や主婦の人でも契約が可能なカードローンです。
プロミスは最短25分で融資を受けられる上に申し込みから審査、契約まで全てWEB上でおこなえるため、契約する時に店舗や無人契約機に行く必要がありません。
そのため、プロミスは自宅や仕事の休憩時間など、好きな時に申し込みから契約までおこなえます。
他にもプロミスは、最短15秒の審査で融資の可否をすぐに知ることができるため、申込者も多い消費者金融です。
※事前審査結果ご確認後、本審査が必要となります。
※新規契約のご融資上限は、本審査により決定となります。
ただし、プロミスの申し込み後は本審査が実施されますので、最短15秒の審査結果で融資が可能だとしても、本審査で落ちる場合もあります。
プロミスは仕事を始めたばかりでカードローンの審査に通るのかが不安な人でも、審査に通る可能性が高いカードローンです。
プロミスは新規契約者の場合は限度額の上限は50万円までであり、適用金利は上限金利の17.8%となることが多いです。
しかし、プロミスは初回借り入れ日から30日は無利息期間サービスが利用できるため、無利息期間は利息が0円になります。
つまり上限金利17.8%が適用されても、30日間の無利息期間を利用すれば、利息はかからないということです。
プロミス最短15秒*回答の事前審査はこちら
※事前審査結果ご確認後、本審査が必要となります。
※新規契約のご融資上限は、本審査により決定となります。
レイクは無利息期間が長くて少額融資に積極的

レイクは新生銀行カードローン レイクで銀行のカードローンでしたが、SBI新生銀行グループのカードローンのレイクとしてリニューアルしました。
レイクはリニューアルしたこともあり、他の大手消費者金融よりも知名度が低いため、新規顧客の獲得に力を入れています。
レイクは少額のお金を借りたい新規顧客に対して積極的に融資する傾向があるため、小額融資ならカードローンの審査に通る可能性が高いです。
そのため、レイクは借入を希望する借入金額を5万円~10万円程度の少額にしておけば、カードローン審査にも通りやすくなります。
他にもレイクは新規顧客に対して無利息期間サービスを提供しているため、5万円~10万円程度の少額融資を希望する人にはおすすめのカードローンです。
レイクは審査結果も申し込み後、最短15秒で表示されるスピード審査を実施しているため、借り入れの可否をすぐに知ることができます。
大手消費者金融の審査に落ちた人の申し込みを狙っている中小消費者金融に申し込みするよりも、新規顧客の獲得に力を入れているレイクに申し込みすることをおすすめします。
当サイトの口コミでも、ダメ元でレイクに申し込んだらカードローン審査に通ったといった声も多く寄せられています。
融資金額 | レイクの貸付割合 |
---|---|
10万円以下 | 2.40% |
10万円超30万円以下 | 11.60% |
30万円超50万円以下 | 26.40% |
50万円超100万円以下 | 29.80% |
100万円超 | 29.80% |
■レイクに関して
※Web以外の無人店舗やお電話で申込むと、お借入額全額30日間無利息またはお借入額5万円まで180日間無利息のどちらかになります。
※60日間無利息(Webでのお申込み限定)、180日間無利息それぞれ契約額1~200万円まで。
※30日間無利息、60日間無利息(Webでのお申込み限定)、180日間無利息それぞれの併用はできません。
※初回契約翌日から無利息
※無利息開始日はご契約日の翌日からとなります。
※無利息期間経過後は通常金利適用。
貸付条件
ご融資額 :1万円~500万円
貸付利率(実質年率): 4.5%~18.0%
※貸付利率はご契約額およびご利用残高に応じて異なります。
ご利用対象 :満20歳~70歳(国内居住の人、日本の永住権を取得されている人)
遅延損害金(年率): 20.0%
ご返済方式 :残高スライドリボルビング方式/元利定額リボルビング方式
ご返済期間・回数: 最長5年・最大60回
※融資枠の範囲内での追加借入や繰上返済により、返済期間・回数はお借入れ及び返済計画に応じて変動します。
必要書類 :運転免許証等
※収入証明(契約額に応じて、レイクが必要とする場合)
担保・保証人: 不要
商号・名称:(新生フィナンシャル株式会社)
貸金業者の登録番号:(関東財務局長(10) 第01024号)
大手消費者金融なら申込者の半数くらいは審査に通過する
大手消費者金融では、毎月新規申し込みした人の成約人数を新規成約率としてデータ公表しています。
大手消費者金融が毎月に発表している新規成約率のデータを見ると、申し込みした人の約半数がカードローンの審査に通過しています。
下記表の新規成約率を見ると、レイクの新規成約率は33.20%とやや低めである以外、大手消費者金融における新規成約率の平均は40%前後です。
消費者金融名 | 新規成約率 |
---|---|
プロミス | 39.50% |
アイフル | 41.10% |
レイク(元レイクアルサ) | 33.20% |
アコム | 40.40% |
参考:月次データ|アイフル
参考:四半期決算情報|レイク
参考:マンスリーレポート|アコム
アイフルやアコムなど新規成約率が高い大手消費者金融は、過去に50%近くの新規成約率だった月もありました。
つまり大手消費者金融でも申込条件を満たしていれば、申込者の半数近くの人がカードローンの審査に通るということがわかります。
大手消費者金融のカードローンで審査が甘くなるタイミング
大手消費者金融で取り扱っているカードローンの審査は何時受けても審査結果が同じではなく、審査を受ける時期によって、審査が甘くなるタイミングがあります。
大手消費者金融が実施しているキャンペーンの時や、カードローン業界が閑散期のタイミングを狙って申し込みすると、審査通過率が上がる場合があります。
大手消費者金融は稀に借り入れ条件が良くなるキャンペーンを実施しており、キャンペーン中にカードローンに申し込みすれば、審査に通る確率が上がります。
大手消費者金融がキャンペーンを実施している時期は、新規顧客の獲得が積極的な場合に多いため、通常の時期よりもカードローンの審査に通りやすくなる傾向があります。
アコムでは以前に下記のような内容のはじめて応援キャンペーンが実施され、多くの新規顧客を獲得しました。
- 初めてアコムを利用するなどの条件を満たす人が対象
- 利用金額に応じて現金最大12,000円プレゼント
- 「キャンペーンに参加して申し込む」からの申し込みが条件
消費者金融にも閑散期があり、給料日後やボーナス時期はお金を持っている人が多いため、カードローンの申し込みが少なくなります。
給料日を月初の5日や10日にしている職場もありますが、給料日が最も多いのが月末の25日です。
夏のボーナスは6月または7月で、冬のボーナスは12月に支給される職場が多いです。
消費者金融の閑散期だからといって、カードローンの審査が極端に甘くなることはありませんが、審査に不安を感じている人は下記のタイミングを狙ってカードローンを申し込みしてみましょう。
- 給料日前後の21日~24日を狙ってカードローンを申し込む
- ボーナス支給時期を狙ってカードローンを申し込む
審査が甘い消費者金融でも年齢や返済能力などクリアすべき審査基準がある

カードローンの審査が甘いといわれる中小消費者金融でも、審査で重要視される項目は決まっています。
- 申し込み条件にある年齢を満たしているか
- 十分な返済能力があるか
- 安定した収入があるか
- 信用情報に金融事故などの情報が記録されていないか
上記の条件は審査基準であり、満たしていることが審査に追加するためには必須です。
消費者金融の申し込み条件にある年齢を満たしているか
消費者金融にはいくつかの申込条件が設けられており、最初の申し込み条件が年齢です。
消費者金融に申し込みできる年齢のほとんどが20歳から69歳までですが、申込対象年齢の下限年齢と上限年齢は消費者金融によって異なります。
例えば、プロミスは条件付きで18歳から74歳まで申し込みできますし、レイクは20歳から70歳まで申し込みできます。
消費者金融 | 年齢 |
---|---|
プロミス | 18歳以上74歳以下 ※₁ |
アイフル | 20歳~69歳 |
レイク | 20歳~70歳 |
アコム | 成人以上 |
SMBCモビット | 20歳~74歳以下 ※₁ |
※₁ 高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申し込みできません。
※₁ 収入が年金のみの方はお申込いただけません。
どんなに利用したくても、上記の年齢条件を満たさなければ借り入れできません。
消費者金融の審査に通過する上では年齢条件の他、返済能力の有無は問われます。
消費者金融の審査に通るためには十分な返済能力が必要

担保や保証人が要らない消費者金融は個人の信用で貸付をするため、カードローンの審査なしでお金を貸してくれる消費者金融は存在しません。
そのため、カードローンの審査が甘いと言われる中小消費者金融でも、申込者には十分な返済能力が求められます。
さらに消費者金融のカードローンでは審査で申込者の返済能力を確かめた上で融資をしなければいけないと貸金業法で定められています。
消費者金融など貸金業者に分類される業種は、申込者の返済能力を超える貸付けが禁止されているのです。
返済能力には大きく分けて、収入の安定さと信用情報の状態といった2つの基準があります。
返済能力はカードローンの審査で最も重要視される項目であり、これら2つの基準を元に申込者に幾らまでならお金を貸すことができるかを審査します。
- 年収の金額
- 勤続年数
- 勤め先の会社規模
- 本人の役職
- 持ち家の有無
- 妻子が有無
- 月々の支払いは幾らか
- 過去に金融事故を起こしていないか
- 直近で他社ローンの滞納・遅延を何度行ったか
- 6ヶ月以内に複数のローンを申込していないか
- 現在滞納中のローンはないか
- 何社のローンを契約中なのか
年収が高ければ高いほど返済能力が高いと考えがちですが、カードローンの審査では年収が高ければ返済能力が高いと判断されるわけではありません。
なぜなら、カードローンの審査では返済能力が高いと判断されるのは、年収の高さよりも収入の安定性だからです。
消費者金融が設けている申し込み条件にも、安定した収入がある人が条件に入っています。
そのため、年収200万円の人でも毎月決まった金額の給料を得ている人は、返済能力が高いと判断されます。
例えば消費者金融では自営業の場合、収入が不安定な職種だと判断しているため、年収が1,000万円あったとしてもカードローンの限度額が30万円までの契約となる場合もあるでしょう。
一方でパートやアルバイトを始めたばかりの人でも審査で安定した収入があると判断されれば、10万円から30万円以内の限度額でカードローンを契約できる場合もあります。
年収は返済能力の審査項目というよりは契約限度額に影響する審査項目となり、安定した収入は返済能力の審査項目となるため、審査通過のために重要な項目となります。

私の事例ですが起業前に作業員として5年、そこから元請けの上場企業に出向で5年ほど勤めた状態で、銀行カードローンから200万円の限度額で契約できました。
一方、個人事業主3年目に会社を法人にした初年度に消費者金融に10万円の融資を申し込みしましたが、カードローンの審査に落ちました。
勤続年数も返済能力を審査する項目であり、働く年数が長ければ長いほど審査に通る可能性は上がります。
なぜなら勤続年数は3年以上だと離職率が下がるため、この先も安定した収入があると判断される傾向があるためです。

信用情報は全て指定信用情報期間に記載されおり、信用情報には毎月幾らのローンを支払っているのか、返済日を過ぎてから返済したなどの個人情報が記載されています。
- 氏名
- 生年月日
- 住所
- 勤務先名
- 勤務先電話番号
- 公的資料の番号(免許証番号等)
- 配偶者名
- 契約形態
- 契約内容
- 契約日
- ローン終了予定日
- 支払い回数
- 融資金額
- 限度額(クレジット、キャッシング)
- 毎月の入金状況
- 過去6ヶ月間の他社ローン業者の申込情報
銀行や消費者金融などカードローンを取り扱っている会社は、申込者の信用情報を確認した上でカードローンにおける審査の可否を決定します。
例えば、ローンの支払いが滞納中であることが信用情報に記載されている場合、銀行カードローンや大手消費者金融の審査には通りません。
したがって、滞納等の金融事故情報が信用情報に記載されている人は、審査が甘いと言われる中小の消費者金融であってもカードローンの審査にも通りません。

自分の信用情報なら簡単に取得できますが、他人の信用情報を取得する場合は委任の承諾が必要です。
消費者金融の審査に通るために必要な安定した収入はどれくらい必要なのか
消費者金融のカードローンは、申込者に安定した収入と返済能力がなければ審査に通りません。
申込者の年収が高いだけでは、カードローンの審査に通ることはできません。
なぜなら年収が高くても収入が不安定な人より、年収は低くても収入が安定している人のほうが返済能力は高いとカードローンの審査で判断されるからです。
消費者金融のカードローンは年単位の返済期間が設定されていますので、申込者に毎月安定した返済能力があるかを重要視します。
ボーナスや臨時収入などで一時的に収入が高くなっても、消費者金融のカードローン審査が有利になることはありません。
年収の高さは審査通過率よりも、カードローンにおける利用限度額の高さに影響します。
消費者金融は貸金業法の総量規制が適用されるので、年収の3分の1を超える貸付ができないため、年収が低い人は必然的に利用限度額も低く設定されます。
したがって、年収が低い人は限度額が低く設定されるため、消費者金融のカードローンで借りられる金額は5万円~10万円と少ないです。
- 消費者金融は収入の高さよりも安定性を重視しカードローンの審査をする
- 消費者金融のカードローン審査に通るためには毎月安定した収入が必要
- 収入の高さは消費者金融カードローンの利用限度額の高さに影響する
下記に該当する人は毎月、安定した収入を得ていないと消費者金融に判断される場合があるため、カードローンの審査に通りにくくなります。
- 派遣会社に登録だけして勤務実態が不明な人
- 短期派遣の派遣社員や日雇い労働者
- 短期バイトを繰り返している人
しかし、消費者金融のカードローン申し込み時点で無職でなければ、審査に通る可能性はあります。
消費者金融の借入シミュレーションを元に借入可能な年収を検証
ほとんどの消費者金融は自分の年齢や年収、他社の借入金額など数個のデータを入力するだけで、借り入れが可能か否かを診断してくれる借入診断のページがあります。
消費者金融のカードローンで借り入れできるか不安な人は、申し込み前に無料で利用できる借入診断ページでシミュレーションしてみましょう。
ただし消費者金融では最低融資額が決まっており、年収が低すぎると最低融資額を満たせなくなるため、カードローンの審査に通りません。
プロミスは最低融資額の記載がありませんが、他3社の消費者金融は最低融資額が1万円に設定されています。
下記の条件で消費者業者のアイフル、アコム、レイク、プロミスの借入診断を使って借入が可能か否かをシミュレーションしました。

他社からの借り入れはなし、年齢は30歳で年収12万円、雇用形態はアルバイトといった条件で借入診断をおこないました。

アイフルの1秒診断で年収は12万円でシュミレーションしたところ、融資可能と思われるといった借入診断の結果が表示されました。
アイフルは安定した月収が1万円以上あれば、カードローンの審査に通る可能性がありますので、収入に見合った範囲内で融資してもらえる印象を受けました。

アコムも3秒診断で年収を12万円でシュミレーションしたところ、お借入できる可能性が高いですといった借入診断の結果が表示されました。
アコムも安定した月収が1万円以上あれば、カードローンの審査に通る可能性があることがわかりました。

レイクも同様にお借入れ診断で、年収12万円でシュミレーションしたところ、ご融資できる可能性がございますといった借入診断の結果が表示されました。
レイクも安定した月収が1万円以上あれば、カードローンの審査に通る可能性と考えられます。

プロミスのお借入シミュレーションで年収を12万円でシュミレーションしたところ、お借入可能と思われますといった借入診断の結果が表示されました。
プロミスも安定した月収が1万円以上あれば、カードローンの審査に通る可能性があります。
消費者金融4社の借入診断結果から、消費者金融のカードローンは月収1万円以上で年収12万円以上の安定した収入があれば、年収に見合った範囲でお金を借りられる可能性があります。
総量規制や大手消費者金融の最低融資額も考慮すると、消費者金融カードローンの審査に通るためには最低でも安定した年収が12万円以上あることが必要です。
- アイフル:1万円~800万円
- アコム:1万円~800万円
- レイク:1万円~500万円
- プロミス:500万円まで

では、審査が甘いといわれる中小消費者における審査通過率はどれくらいか、解説していきます。
審査が甘いと感じる中小消費者金融の審査通過率はどれくらいなのか?

中小消費者金融は大手消費者金融のように、毎月の新規成約率データを公表していません。
ただしカードローンの審査通過率は、大手消費者金融と同等か少し高い審査通過率です。
中小消費者金融のほうがカードローンの審査に通りやすいと思っている人が多い理由は、下記のような要因が考えられます。
- 中小消費者金融は独自審査を実施しているため、他の消費者金融と結果が異なりやすいから
- 中小消費者金融は顧客数が少ないため、個々の事情を把握した上で審査が可能だから
- 中小消費者金融は、大手消費者金融とは違う切り口で審査するから
中小消費者金融は顧客数が少ないため、大手消費者金融と同じカードローンの審査を実施しても顧客を獲得できません。
そのため、中小消費者金融は大手消費者金融よりも、顧客獲得のために受け入れ窓口を広めて顧客数を増やしています。
中小消費者金融では大手消費者金融のようにスコアリングの審査を導入せず、人がカードローンの審査を実施していることも審査が通りやすい要因です。
大手消費者金融のカードローンで審査に通らなかった人が、中小消費者金融のカードローンに申し込みするのは、審査方法が大手消費者金融と大きく異なるからです。
大手消費者金融では申し込み後の仮審査でスコアリングシステムを採用しており、申し込みで入力した各項目を点数化し、自動でカードローンの審査結果が算出されます。
一方で中小消費者金融では、スコアリングシステムと審査担当者の両方でカードローンの審査を実施しています。
中小消費者金融は審査担当者が独自に審査するため、申込者に対して柔軟な対応がしやすく大手消費者金融よりも、カードローンの審査に通る可能性が高いのが事実です。
上記から中小消費者金融のほうがカードローンの審査が甘いと思われがちですが、中小消費者金融も入念に審査を実施した上で融資しています。
そのため、返済能力がない人は中小の消費者金融に申し込んでも、カードローンの審査に落ちてしまいます。
大手消費者金融は多くの人がカードローンに申し込みをしてくるため、申込者の事情を配慮した柔軟な審査に対応できません。
例えば大手消費者金融の仮審査ではスコアリングシステムの点数で申込者を振るいにかけるため、仮審査に通らなければ、カードローンの契約はできません。
一方、中小消費者金融ではスコアリングシステムの点数を見てから、審査担当者が申込者の現在の返済能力や過去の利用履歴などを見た上で融資が可能か否かを判断します。
そのため、中小消費者金融は仮審査で審査担当者が申込者に返済能力があると判断すれば、カードローンの審査に通ります。
中小消費者金融の審査通過率が低い理由を解説

大手消費者金融よりも中小消費者金融のほうがカードローンの審査に通りやすく、誰でもカードローン審査に通ると考えている人は少なくありません。
しかし、大手消費者金融よりも中小消費者金融のほうが、カードローンの審査に厳しい場合もあります。
なぜなら、銀行カードローンや大手消費者金融の審査に落ちた人が、中小消費者金融に申し込みをすることが多いため、必然的にカードローンの審査通過率が低くなります。
中小消費者金融のカードローンで審査通過率が低い根拠は、中小消費者金融のアフィリエイトプログラムにおける申し込み否認が非常に多いからです。
アフィリエイト広告のIDや獲得日は伏せますが、アフィリエイト広告は何人が申し込みをおこない、何人がカードローン審査に通って成約したのかといった情報を見ることができます。
下記表が当サイトで取得したアフィリエイト広告の審査通過率ですが、情報を見れば中小消費者金融のカードローンにおける審査通過率が低いことがわかります。
業者名 | 申し込み数 | 審査通過人数 | 審査通過率 |
---|---|---|---|
キャッシングのフタバ | 53名 | 2名 | 3.7% |
レディースフタバ | 42名 | 2名 | 4.7% |
関東信販 | 9名 | 1名 | 11.0% |
キャンパス | 6名 | 2名 | 33.3% |
アルコシステム | 12名 | 0名 | 0% |
中小消費者金融であっても、過去から現在における借り入れ状況によっては、審査に通らない場合もあります。
過去や現在の借り入れ状況によっては中小消費者金融でも審査に通らない場合がある
中小消費者金融でも借り入れ状況が以下に該当する金融事故がある人は、カードローンの審査に通りません。
- 放置している借入がある
- 過去に返済が遅れた事実がある
- 債務整理や自己破産の経験があるなど
上記のような金融事故を起こしたことがある人は、大手消費者金融のカードローンでは絶対に審査に通りません。
一方で中小消費者金融のカードローンは、過去に金融事故を起こしていたとしても申込者に返済能力があると判断されれば、審査に通る場合があります。
ただし、中小消費者金融ごとにカードローンの審査基準があるため、金融事故など問題を起こした経験がある人だと審査に通らないこともあります。
現在、他社のご返済が遅れている人はご契約出来ません。
(引用元:アロー│新規お申込みフォーム)
以下に該当する人はご契約できません。
(引用元:フクホー│お申込み同意確認)
■他社のご返済が現在延滞中や過去のお借入れを放置されている人
中小消費者金融のカードローン審査が甘いと思われている理由は、大手消費者金融では絶対審査に通らない人でも審査に通る可能性があるからです。
審査が通りやすいと感じる中小消費者金融を紹介
中小消費者金融の中でも比較的、審査に通りやすいカードローンを紹介します。
中小消費者金融によっては申し込みできる地域を限定しているところもありますが、ここでは全国から申し込みできる消費者金融をピックアップしました。
「しんわ」はインターネットから申し込める上に即日融資も対応している

「しんわ」は中小消費者金融でありながら、インターネットから申し込みが可能、即日融資にも対応しており、サービスの手厚さは大手消費者金融と変わりません。
- インターネットで全国から申し込みが可能
- 即日融資にも対応(※9時30分から18時までの来店が必要)
- 返済が柔軟に設定できる
- 借り入れや返済に手数料がかからない
- 利用限度額の範囲で何度でも利用できる
「しんわ」は自社だけで独自のカードローン審査を実施しているため、大手消費者金融と比べると受け入れている客層の幅が広いことも特徴です。
大手消費者金融の審査に通るか不安な人は、インターネット申し込みと即日融資に対応している中小消費者金融のカードローン「しんわ」に申し込むことをおすすめします。
セントラルはインターネットで全国どこからでも申し込める

セントラルは中小消費者金融ですが、インターネットで全国どこからでも申し込みが可能なので店舗に来店しなくても契約できます。
さらにセントラルは平日14時までにインターネットでカードローンを申し込むか、自動契約機で申し込めば即日融資も可能です。
- インターネットで全国どこからでも申し込みが可能
- 自動契約機からの申し込みにも対応
- 平日14時までにカードローンを申し込めば即日融資も可能
- 初めて利用する人であれば最大30日間は金利0円
- 限度額の範囲で追加借り入れも可能
他にもセントラルはインターネットでカードローンの申し込み完了後に、ナビダイヤルに電話してカードローンの審査を優先してくれるように伝えると柔軟に対応してもらえます。
フクホーはレディースキャッシングや借り換えローンの取り扱いがある

フクホーも中小消費者金融ですが、レディースキャッシングや借り換えローンを取り扱っている老舗の消費者金融です。
- インターネットで全国どこからでも申し込みが可能
- カードローン申し込みの時間帯によるが店舗に来店できれば即日融資も可能
- 契約書類をセブンイレブンのマルチコピー機で受け取ることも可能
- レディースキャッシングは女性専用申込ダイヤルが設置されている
- 返済の自由度が高い
- カードローンのように繰り返しの借入は不可能
フクホーは女性の利用客が多いため、カードローンの審査が不安な女性は女性スタッフが対応してくれるフクホーのレディースキャッシングに申し込むことをおすすめします。
他にもフクホーはインターネットで全国どこからでもカードローンの申し込みが可能なので、店舗に来店しなくてもカードローン契約が可能です。
カードローンの契約書類は後日郵送されますが、セブンイレブンのマルチコピー機でカードローンの契約書類を取り出すことにも対応しています。
フクホーのレディースキャッシングの貸付条件はフクホーのカードローンと同じですが、女性専用の申込ダイヤルが設置されており女性スタッフが対応してくれます。
70歳以上の高齢者でも契約対象になる中小の消費者金融を紹介
中小消費者金融の多くは70歳前後が契約対象の上限年齢となりますが、中には70歳以上でも契約できるカードローンもあります。
ベルーナノーティス「80歳までのカードローン」
ベルーナノーティスには、70歳以上の人でも契約ができる「80歳までのカードローン」があります。
80歳までのカードローンは、安定した収入があって基準を満たしていれば、20歳から80歳まで利用が可能です。
さらにベルーナノーティスはカードローンであるため、限度額の範囲内なら繰り返し借入ができます。
商品名 | 80歳までのカードローン |
利用額 | 1万円~300万円 |
貸付利率(実質年率) | 4.5%~18.0% |
利用可能な年齢 | 20歳~80歳まで |
返済方式 | 借入残高スライドリボルビング方式 |
セゾンファンデックス「80歳までのかんたん安心カードローン」
セゾンファンデックスには、80歳まで契約できる「80歳までのかんたん安心カードローン」があります。
- 申込時の年齢が20歳から80歳
- 毎月定期収入がある
- 電話連絡が可能
- 日本国内に居住
さらにセゾンファンデックスは以下、2つの条件を満たせば15時までには振り込んでもらえます。
- 平日12時までに申し込む
- 申し込み日の13時までに契約手続きを完了させる
ただし、セゾンファンデックスから初回に振り込んでもらえる上限金額は50万円までです。
商品名 | 80歳までのかんたん安心カードローン |
融資金額 | 1万円~500万円 |
貸付利率(実質年率) | 6.5%~17.8% |
利用可能な年齢 | 20歳~80歳まで |
返済方式 | 定額リボルビング方式・一回払い |
プランネル「プランネル フリーローン100」
プランネルのプランネル フリーローン100は、85歳まで契約ができるローンで安定した収入と返済能力があれば、20歳から85歳まで契約が可能です。
ただしプランネル フリーローン100はフリーローンであるため、カードローンのように繰り返し借り入れできません。
商品名 | プランネル フリーローン100 |
融資金額 | 10万円~100万円 |
融資年利率(実質年率) | 100万円未満:18.0% 100万円:15.0% |
利用可能な年齢 | 20歳~85歳まで |
返済方式 | 元利均等分割返済 |
一部の学生向け消費者金融では契約対象の下限年齢が高く設定されている
一部の学生向け消費者金融では、契約対象の下限年齢が20歳よりも高く設定されている場合があります。
例えば、中小の消費者金融のアローの申し込み対象年齢は、年齢が24歳以上66歳以下となっています。
一部の学生ローンでは未成年でも契約が可能ですが、未成年は大手や中小問わず消費者金融との契約ができません。
なぜなら、未成年は法律で契約に対して保護されており、親権者の許可なしで結んだ契約が取り消せるからです。
未成年にお金を貸すと契約が取り消されるリスクがあるため、多くの消費者金融は未成年を契約対象にしていません。
しかし、下記3社の学生ローンを取り扱っている消費者金融なら、未成年でも親権者の許可があれば契約が可能です。
- フレンド田
- カレッヂ
- キャッシングスペース(学生ローンではないが18歳から借入可能)
ただし、学生ローンでも20歳以上の学生だけを契約対象にしている消費者金融が多いため、未成年が学生ローンを申し込むときは必ず契約対象年齢を確認しましょう。
違法業者は審査が甘いが絶対に申し込んではいけない
違法業者とは貸金業者の登録をせずに貸付している業者のことで、カードローンの審査が甘いどころか審査を実施していない場合がほとんどです。
消費者金融のカードローンは申込者の返済能力を審査してから契約しますが、違法業者は申込者の返済能力の審査なしでお金を貸しています。
違法業者が審査なしでお金を貸せる理由は、万が一返済できなくても儲かるような違法な高金利や取り立てで利益を上げているからです。
実際には下記のような、違法業者の被害も報告されています。
1.低金利で融資可能とダイレクトメールが届いたので借入の申し込みをした
2.希望の金額に満たない額が振り込まれ高額の利息を請求された
3.今日は返済できないと伝えると親に高額の請求があった
4.子どもが働いている会社に嫌がらせのファックスが届いた
違法業者は誰にでも貸します、審査なしですぐに融資可能、融資率100%といった甘い言葉で勧誘することが多いです。
消費者金融のカードローン審査に通らなかったとしても、借りられるからといって違法業者から絶対にお金を借りてはいけません。
#消費者金融 #アコム #プロミス