「コモンネーム」とは?
エコノミープラン独自SSL・共有SSL
SSL認証を受けるドメインの事を「コモンネーム(Common Name・CN)」と呼びます。
例えば、URL https://www.example.jp/ のコモンネームは「www.example.jp」になります。
また、サブドメインのURL https://secure.example.jp/ の場合は、「secure.example.jp」がコモンネームになります。この場合は、コモンネーム「secure.example.jp」に対してSSL証明書が発行されますので、https://www.example.jp/ や https://example.jp/ では無効です。
「SANs」について
SANs(Subject Alternative Names)は、コモンネームに別名を登録する機能です。
例)example.jp(wwwなし)がコモンネームの場合
example.jp の別名として www.example.jp(wwwあり)が自動的に登録され、wwwあり、なしの両方でSSL通信できます。
例)www.example.jp(wwwあり)がコモンネームの場合
次のように、SSL認証局によって対応が異なります。
Let's Encrypt 及び GlobalSign
www.example.jp が審査対象となるため、SANs に example.jp は入りません。 www.example.jp でのみSSL通信できます。
ラピッドSSL 及び COMODO
www.example.jp の別名として、SANs に example.jp が入ります。wwwあり、なしの両方でSSL通信できます。
ワイルドカード証明書について
任意のサブドメイン(*.example.com)に対応したワイルドカード証明書をご利用いただく事もできます。
「example.jp と example.com」など、異なるドメインでSSL通信を行う場合は、複数のSSL証明書が必要となります。1枚の証明書で複数のドメインを登録可能な「マルチドメインSSL」には対応しておりません。
ご注意事項
- コモンネームに有名企業名や都市名が含まれる場合や、フィッシング詐欺等で使用される恐れのある文字列(「bank」など)が含まれている場合は、SSL証明書取得時の審査に通らない事があります。
- コモンネームの文字数は、最大 64文字 までです。特に、日本語ドメインの場合は64文字を超えてしまう事がありますのでご注意ください。
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