自宅WiFiおすすめ全17社を比較！工事不要の安くて速いWi-Fiランキング2024年4月

自宅用のWi-Fiとしては、光回線、ホームルーター、ポケット型WiFiの3種類から選ぶことになります。

以下の表は、各Wi-Fiの料金と速度の関係性をグラフに表したものです。

光回線・ホームルーター・ポケット型WiFiそれぞれの特徴を簡単に比較すると、以下のようになります。

初めてWi-Fiを選ぶ人のために、フローチャートと診断チャートを用意しましたので、まずは自分に合ったWi-Fiを見つけてください。

以下の診断ツールを使うことで、あなたに最適なWi-Fiを見つけることもできますよ。

どのWi-Fiにするのかが決まったら、各Wi-Fiのおすすめサービスの中からお得に使える1社を選びましょう。

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この記事では、光回線・ホームルーター・ポケット型WiFiの特徴を比較し、初めてWi-Fiを選ぶ人でも失敗しない方法とそれぞれのおすすめサービスをピックアップして紹介しています。

記事内でおすすめしているサービスに関しては、インターネット回線のすべてを熟知した専門家に監修してもらっていますので、安心してお選びください。

この記事では、初めてWi-Fiを使う人でも安心して選べるように、難しい専門用語はなるべく使っておりません。

数多くのWi-Fiを使ってきた管理人の経験をもとに、Wi-Fiのおすすめを一つひとつ解説していきます。

そもそもWi-Fiってなに？インターネットとはどう違うの？

Wi-Fi（ワイファイ）とは、簡単にいうと「電波」のことであり「インターネット」という意味ではありません。

電波にはテレビ用の電波、ラジオ用の電波、トランシーバー用の電波などさまざまな種類がありますが、いわゆる「ルーター」から飛んでいる電波のこと「Wi-Fi」といいます。

携帯電話（スマートフォン）用の電波は、Wi-Fiとはいいません。

Wi-FiとはWi-Fi Allianceの認証を受けた機器かつIEEEアイトリプルイー802.11規格に準拠した電波

さきほどは「ルーターから飛んでいる電波をWi-Fiという」と説明しましたが、正しくはWi-Fi Allianceワイファイ　アライアンスという団体の認証を受けた機器かつ「IEEEアイトリプルイー802.11」という規格に準拠した電波のことをWi-Fiといいます。

IEEE802.11という規格に準拠していても、Wi-Fi Allianceの認証を受けていない機器から飛んでいる電波はWi-Fiとはいえないのです。

とはいえ、今どきWi-Fi Allianceの認証を受けていないルーターはほとんどありませんし、ルーター以外でIEEE802.11に準拠した電波を飛ばせる機器はほとんどありません。

ですので、難しいことは忘れて「ルーターから飛んでいる電波をWi-Fiと呼ぶ」と覚えておけばいいでしょう。

なお、スマートフォンでインターネットが使えるのは基地局から飛んでいる電波につながっているからなのですが、この基地局から飛んでいる電波はWi-Fiではありませんので、お気をつけください。

「Wi-Fi（ワイファイ）」という言葉は誰が作ったの？なんの略語なの？

「Wi-Fi（ワイファイ）」という名称は、Wi-Fi Allianceワイファイ　アライアンスが作った造語です。

「IEEE802.11規格に準拠した無線LAN」では浸透しにくいだろうと「Wi-Fi」というキャッチーな名称を付けました。

Wi-Fiは「Wireless Fidelity」 の略とされていますが、実は後付けされたもの*1であり「Wi-Fi」という言葉自体に意味はありません。

また、「ワイハイ」「ウィーフィー」などは誤った読み方ですので、注意しましょう。

正式な表記は「Wi」と「Fi」の間に「-(ハイフン)」を入れた「Wi-Fi」となります。

以前までは認証を受けた機器にWi-Fiのロゴが付いていましたが、最近ではあまり見かけなくなっています*2。

IEEEとは工業技術の標準化を行う団体のこと

IEEEアイトリプルイーとはInstitute ｲﾝｽﾃｨﾃｭｰﾄ of ｵﾌﾞ Electrical ｴﾚｸﾄﾘｶﾙ　 and ｱﾝﾄﾞ Electronics ｴﾚｸﾄﾛﾆｸｽ　 Engineersｴﾝｼﾞﾆｱの略で、日本語訳では米国電気電子学会とされることが多いです。

無線（通信）だけでなく、電気や電子といったなど様々な工業技術の規格の標準化（統一）を行う国際的な非営利団体となります。

無線LAN（Wi-Fi）に関する規格を策定しているワーキンググループが、IEEE内における「802委員会の11番目」だったことから、Wi-Fiの規格名称がそのまま「IEEE802.11」と定められたのです。

Wi-Fiとインターネットは意味が全く違います！

繰り返しになりますが、Wi-Fiとは電波のことですので、インターネットという意味ではありません。

インターネットを一言でいうと「世界中の通信機器やサービスをつなぐネットワーク」となります。

スマートフォンでGoogle検索ができたりYouTubeが見れたりするのは、インターネットでつながっているからです。

Google検索やYouTube（動画）のサービスは、どちらもアメリカの巨大コンピューターの中に搭載されています。

日本からはるか遠くに離れたアメリカのサービスがスマートフォンで誰でも利用できるのは、インターネットでつながっているからです。

Wi-Fiはルーターとスマホやパソコンをつなぐもの、インターネットは世界中の機器やサービスをつなぐもの、と覚えておくといいでしょう。

Wi-Fiが使えない？インターネットが壊れた？正しく伝えられるようになりましょう

「Wi-Fiはつながっているけれど、インターネットが使えない」というシチュエーションが多々あります。

スマートフォン上部にWi-Fiのアイコンは表示されているけれど、Googleで検索ができなかったりYouTubeのサムネイルが表示されなかったりする状態です。

この場合、Wi-Fiはつながっているわけですから、問題が起きているのはインターネット側（ルーターなど）、つまり「インターネットが使えない」といえます。

ただし、多くの人が「Wi-Fiが使えない」と言うわけです。

ここまで読んだ人なら、Wi-Fiとインターネットの違いを理解できたはずですので、今日からは正しく伝えられるようになりましょう。

ちなみに、まだスマートフォンがなかった時代、パソコンの電源が入らなくなった人が多用していた言葉が「インターネットが壊れた」でしたね。

「Wi-Fiおすすめ」という表現も本当は間違っています

多くの人が「データ容量が無制限で、速度が速く、スマホのデータ容量を使わずにインターネットができるもの」や「パソコンでインターネットを使うために必要なもの」という意味で「Wi-Fi」という言葉を使っています。

ここまでの説明でわかるとおり、本当は全く間違っているわけです。

ですが本記事では、わかりやすさを優先するため上記に合わせて「Wi-Fiのおすすめ」や「おすすめのWi-Fi」という表現を使っています。

ここでいう「Wi-Fi」とは「インターネット回線（サービス）」という意味になるわけです。

そして、主なインターネット回線サービスとして、光回線・ホームルーター・ポケット型WiFiの3種類があります。

いずれも特徴（メリットやデメリットなど）が異なりますので、よく理解してから申し込むようにしましょう。

当サイトと同様の理由で、総務省が発行するパンフレットでも「Wi-Fi」をインターネット接続サービスとして説明しています。

自宅のWi-Fiおすすめ3種類のメリットとデメリットを比較

自宅用として使うデータ容量が無制限のWi-Fiを検討しているのであれば、光回線、ホームルーター、ポケット型WiFi3つが候補になります。

いずれのWi-Fiも良い点と悪い点があるので、一概に「コレが1番おすすめ」とは良い切れません。

それぞれの特徴について、メリットとデメリットを比較して解説します。

Wi-Fiの種類	工事不要 すぐ使える	月額料金	通信速度
光回線	最短2週間	4,000円～5,000円ほど	200Mbps以上
ホームルーター	最短即日	5,000円ほど	100Mbpsほど
ポケット型WiFi	最短即日	4,000円ほど※	50Mbpsほど

※データ容量が20GBや50GBのポケット型WiFiの場合は、月額2,000円以下のサービスもあります。

自宅WiFiの一番人気！光回線のメリットとデメリットをチェック

自宅用のWi-Fiとして利用者が一番多いのは、ホームルーターやポケットWiFiではなく光回線です。

※1 総務省「令和5年版情報通信白書」より引用（概算）　※2 株式会社日本総合研究所「モバイルWiFiルーターの市場予測」より引用（推定）

総務省が発表する資料（令和5年版情報通信白書）によると、光回線は約3800万世帯に利用されています。

光回線でWi-Fiを利用するメリットとデメリットは次のとおりです。

光回線のメリット

• 通信速度が速い
• Wi-Fiが安定する
• マンションなら安く使える

光回線のメリットは、やはり通信速度の速さです。

昼間はもちろんのこと、夜間でも快適にインターネットが使えます。

通信の安定性に関しても非常に高く、Wi-Fiが使えなくなったり速度が遅くなったりといったことが起きにくいのが特徴です。

また、光回線は料金が高いというイメージがあるかもしれませんが、マンションであれば月額4,000円以下で使えるため、実は一番安くなるケースもあります。

光回線のデメリット

• 工事が必要になるかもしれない
• 開通まで時間がかかる
• 引っ越しの際に手間がかかる
• 外では使えない

光回線にとって一番のネックは、やはりWi-Fiが使えるようになるまで最低でも2週間かかることです。

急いでWi-Fiがほしい人には向いていません。

なお、お住いの状況次第では立ち会い工事が不要になるケースもあります。

「光回線=工事の立ち会いが必須」ではありませんので、お気をつけください。

一人暮らしに人気のホームルーター！メリットとデメリットをチェック

コンセントに挿すだけでWi-Fiが簡単に使えるようになるホームルーターは、一人暮らしの若者やカップルに人気のWi-Fiです。

光回線の工事ができないアパートやマンションにおける救世主として、人気が高まっています。

ホームルーターのメリットとデメリットは次のとおりです。

ホームルーターのメリット

• 工事しなくていい
• すぐに使える
• 面倒な設定がない
• 通信速度が比較的速い
• 引っ越しが簡単

ホームルーターのメリットは、やはり工事が不要ですぐにWi-Fiが使えるようになることです。

自宅に届いた端末をコンセントに挿すだけでWi-Fiが使えるようになるので、面倒なことが一切ありません。

光回線ほどではないですが速度も速いですし、通信も安定感があります。

引っ越しが簡単にできるので、便利で使い勝手が良いといえるでしょう。

ホームルーターのデメリット

• 光回線ほどは速くない
• 光回線ほどは安定しない
• 外では使えない
• 料金がやや高い

速度の速さや通信の安定性において、光回線には敵いません。

オンラインゲームではラグりやすく、動画配信中には映像が固まったりします。

ZOOMなどのビデオ会議中に音声が途切れたりするケースも多く、リモートワーク向きではありません。

速度を気にしている人は、注意しましょう。

また、ホームルーターは安いというイメージがあるかもしれませんが、実はそうでもありません。

どのサービスを選んでも月額5,000円前後しますので、マンションに住んでいるなら光回線より高くなります。

なお、工事は不要ですがコンセントが必須なので、移動中など屋外での使用もできませんので注意しましょう。

WiMAX以外のホームルーターは「契約住所」以外での使用が禁じられています。

外でも使える！ポケット型WiFiのメリットとデメリットをチェック

自宅だけでなく外でも使えるWi-Fiとして契約する人が多いのが、ポケット型WiFiです。

端末が小さく邪魔にならない（部屋が狭くならない）ことから、自宅専用としてわざと利用する人もいます。

ポケット型WiFiのメリットとデメリットは次のとおりです。

ポケット型WiFiのメリット

• 外でも使える
• 工事しなくていい
• 面倒な設定がない
• すぐに使える
• 引っ越しが簡単
• 料金が安いものが多い

ポケット型WiFiのメリットは、やはり外でもどこでも使えることです。

出張の多いサラリーマンや電車通学の学生など、移動時間が長い人に選ばれています。

ホームルーター同様に工事が不要なので、端末さえ届いてしまえばすぐにWi-Fiが使えるのもメリットです。

また、ホームルーターより端末サイズが小さいため、置き場所にも困りません。

なお、選ぶサービスにもよりますが、料金が安いものが多いです。

ポケット型WiFiのデメリット

• 速度はあまり速くない
• 通信があまり安定しない
• データ容量が無制限ではないものもある

最近のポケット型WiFiはかなり性能が上がってきましたが、光回線やホームルーターに比べるとまだまだ速度は遅いです。

同じく、通信の安定性という面でも、光回線やホームルーターには劣ります。

また、ポケット型WiFiの中にはデータ容量が無制限ではなく、月20GBや100GBといった上限が設定されているものもあるので、料金が安すぎるサービスには注意しましょう。

【まとめ】Wi-Fiおすすめ3種類のメリットとデメリットを比較

Wi-Fiおすすめ3種類	メリット	デメリット
光回線	速度が速い マンションなら料金が安い	利用開始まで最短2週間 引っ越しの際に手間がかかる
ホームルーター	コンセントに挿すだけ すぐに使える	光回線ほど速く安定しない 料金がやや高い
ポケット型WiFi	すぐに使える 外でも使える	光回線やホームルーターよりも速度が遅い

メリットはもちろんのこと、長く使うことになるものなのでデメリットについてしっかりと把握しておきましょう。

これらWi-Fiおすすめ3種類の特徴をふまえた上で、失敗しない選び方について解説します。

Wi-Fiのおすすめな選び方とは？失敗しない5つのチェックポイントを比較

初心者でも失敗しないWi-Fi選びのポイントは、全部で5つです。

比較項目	光回線	ホームルーター	ポケット型WiFi
速度
料金
工事
開通
手間

通信速度の速いWi-Fiおすすめは光回線

Wi-Fiによって、通信速度の速さが異なります。

Wi-Fiの速度が遅い場合に起きるトラブルは次のとおりです。

とはいえ、一般的な利用であれば、どのWi-Fiを選んでも遅さを感じることはまずありません。

以下に挙げるような、重たいデータのやりとりが多い人は、Wi-Fi選びの際に速度を意識することをおすすめします。

上記のような使い方をする人には、速度が遅くなりやすい夜でも快適なWi-Fiが使える光回線おすすめします。

ポケット型WiFiはもちろんのこと、5Gに対応しているホームルーターでは速度の遅さを感じてしまう可能性が高いです。

料金の安いWi-Fiならポケット型WiFi

ただただ安いだけのWi-Fiを探しているのであれば、ポケット型WiFiがおすすめです。

中でも楽天モバイルのポケット型WiFi「Rakuten WiFi Pocket」は、事務手数料が0円かつ端末代金が1円となっているため、初期費用としてはほぼ無料で使い始めることができます。

毎月好きなだけWi-Fiを使っても月額3,278円と、データ容量が無制限に使えるWi-Fiの中で一番安いです。

また、小容量のポケット型WiFiであれば、月額2,000円以下で利用できるサービス（AiR WiFiなど）もできます。

とにかく安さを求めているのであれば、ポケット型WiFiを選びましょう。

料金が安いほど速度は遅くなりやすい

Wi-Fiは、料金が安ければ安いほど速度が遅くなったり、圏外になりやすかったりする傾向にあります。

実際に、楽天モバイルのポケット型WiFiは、高層マンションで圏外になったり建物密集地では速度が遅くなったりといった「まともに使えない」という口コミが少なくない*3です。

もちろん「快適に使えている」という口コミも多くあります*3ので、一概に悪いWi-Fiとはいえません。

とはいえ、光回線やホームルーターのように、いつでも安定して使えるWi-Fiではないということを覚えておきましょう。

光回線とホームルーターなら光回線のほうが安いです

居住タイプ	光回線	ホームルーター
一戸建て	4,818円※2	4,950円※3
マンション	3,773円※2

※表内の金額は月額料金。　※2 GMO光アクセスの場合。　※3 ドコモhome5Gの場合。

「光回線は料金が高い」というイメージがある人は多いでしょう。

事実、少し前までは、一戸建てだと光回線よりホームルーターのほうが安かったです。

ですが、最近は光回線の価格も下がってきており、今では一戸建てであってもホームルーターより安い月額料金で利用できます。

速度が速いのはもちろんのこと、料金の安さでも光回線のほうが優れているので、ぜひ覚えておきましょう。

工事不要で使えるホームルーターとポケット型WiFi

ホームルーターはコンセントに挿すだけ、ポケット型WiFiは電源を入れるだけで、Wi-Fiが使えるようになります。

光回線は、一部の状況を除いて工事および立ち会いが必要です。

工事の立ち会いが必要な場合、日程の調整や予定を空けておかないといけないなどの手間が発生します。

工事業者を家に入れたくなかったり、予定の調整などのやりとりが面倒な人には、光回線は不向きです。

なお、光回線であっても、契約内容や建物の設備状況によっては工事の立ち会いが不要になるケースもあります。

ひかり電話の契約がなく、光コンセントのあるマンション・アパートであれば工事の立ち会い不要

光回線であっても、ひかり電話（固定電話）の契約がなく、光コンセントのあるマンション・アパートの場合は、工事の立ち会いが不要になります。

一人暮らしや、子どもが小さい家庭などであれば、最近はひかり電話を契約しない人が多いです。

光コンセントさえ設置済みなら立ち会い工事不要で光回線が使えますので、引っ越しなどの場合は入居前の内覧時にチェックしておくといいでしょう。

すぐ使えるWi-Fiといえばホームルーターかポケット型WiFi

ホームルーターやポケット型WiFiなら、最短で申し込みの翌日に端末が届くため、すぐにWi-Fiが使えます。

端末さえ届いてしまえば、工事も必要ないので、即日で利用可能です。

光回線の場合、光コンセントの設置済みマンションであっても、手続きの問題で最低でも2週間は待つことになります。

一戸建てだと1ヶ月、引っ越しシーズンだと1ヶ月以上待つ場合もあるので、早めに申し込むのが鉄則です。

ポケット型WiFiなら引っ越しの手間が一切ない

引っ越し手続き	光回線	ホームルーター	ポケット型WiFi
回線の撤去	必要	不要
再工事	必要	不要
住所変更	必要		後からでも可
即日利用	調整次第	可

将来的に引っ越す可能性がある人は、Wi-Fiによって手間の違いがあることを知っておきましょう。

まず、一番手間がかかるのは光回線です。

今住んでいる家で回線の撤去工事をしてから、引っ越し先で開通工事しなくてはいけません。

契約内容や設備状況によって工事内容は変わりますが、どちらにしても何かしらの手間がかかります、引っ越しした日からWi-Fiを使うのが難しいです。

マンションの場合は電話での手続きのみで済む場合もあります。

ホームルーターの場合は、基本的に住所変更の手続きをしないと、引越し先で使えません。

ただし、Webから24時間いつでも住所変更できるので、手間こそあるものの、引っ越してすぐにWi-Fiを使うことは可能です。

ポケット型WiFiは、そもそも利用場所を特定しないWi-Fiですから、住所変更の手続きをしなくても引っ越し日からWi-Fiが使えます。

住所変更せずに使い続けてはいけませんが、引っ越し前後の余裕があるときに済ませておけば問題ありません。

【まとめ】失敗しないWi-Fi選びのチェックポイント

比較項目	光回線	ホームルーター	ポケット型WiFi
速度
料金
工事
開通
引越

失敗しないWi-Fi選びのためには、上記5つのポイントをしっかりと把握することが大事です。

なんとなくのイメージだけでWi-Fiを選んでしまうと、後悔することになりますよ。

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続いて、光回線、ホームルーター、ポケット型WiFiは、それぞれどんな人におすすめなのかという視点で解説します。

自宅Wi-Fiとして光回線をおすすめする人の特徴

自宅用のWi-Fiとして、光回線を選んだほうがいい人の特徴から紹介します。

• 速度が速いWi-Fiを使いたい人
• 料金コスパに優れたWi-Fiを使いたい人
• 引っ越す予定がない人
• 自宅のテレビをインターネットとまとめたい人（一戸建て限定）

速度が速いWi-Fiを使いたい人（オンラインゲーム、動画配信・編集、リモートワーク）

「速度が遅いと困る」人には、光回線をおすすめします。

特に、オンラインゲーム、動画配信・編集、ZOOMなどのビデオ会議（リモートワーク）を頻繁に行うのであれば、迷わず光回線を選びましょう。

最近では、ホームルーターやポケット型WiFiから光回線へ乗り換える人も多く、契約者数は3800万件を超えています。

「やっぱり光回線にしとけばよかった」と後悔する可能性があるのなら、最初から光回線を選んでおくのがベターでしょう。

料金コスパに優れたWi-Fiを使いたい人

料金に対する速度の速さ（コストパフォーマンス）で一番優れているのは、圧倒的に光回線です。

安さだけであればポケット型WiFiですが、速度面では光回線にまったく敵いません。

月々の費用としては、せいぜい1,000円程度の差です。

「通信費をケチったばっかりに、Wi-Fiが遅くてイライラしてしまう」となるくらいなら、最初から光回線を選んでおくことをおすすめします。

引っ越す予定がない人

引っ越す予定がない、まだまだ当分先という人であれば、光回線を使わない理由がありません。

光回線にとって一番のネックである工事の立ち会いは、最初の1回のみです。

最初の1回だけ我慢すれば、夜間に速度が遅くなるなどのストレスを感じることなく、毎日快適にWi-Fiが使えます。

ホームルーターよりも毎月の費用も安くなるわけですから、光回線を選ぶべきといえるでしょう。

自宅のテレビをインターネットとまとめたい人（一戸建て限定）

一戸建てにお住まいの場合、わざわざテレビアンテナを取り付けなくても、光回線を使えば月額800円程度で地上波とBS放送を見ることができます。

テレビアンテナを設置するメリットは、毎月の費用がかからないことくらいです。

デメリットのほうが多く、例えば設置費用が高い（10万円以上）、外観が悪くなる、外壁や屋根を傷つける、天候が悪い日にテレビ映像が乱れる、台風でアンテナが倒れるなどが考えられます。

これから一戸建てを購入される人はもちろんのこと、光回線の導入を機にアンテナを撤去する人も多いです。

一戸建てに住んでいる人には、インターネットを光回線にするのはもちろんのこと、ついでにテレビも光回線で見れるようにすることをおすすめします。

自宅Wi-Fiとしてホームルーターをおすすめする人の特徴

自宅用のWi-Fiとして、ホームルーターを選んだほうがいい人の特徴は次のとおりです。

• 工事や引っ越しの手間なくWi-Fiを使いたい人
• 今すぐにでもWi-Fiを使いたい人
• 機器や配線を減らして部屋をすっきりさせたい人
• 機器や配線を減らして部屋をすっきりさせたい人

工事や引っ越しの手間なくWi-Fiを使いたい人

光回線のほうが速くて安いことはわかっているけれど、とにかく手間を省きたいという人にはホームルーターがおすすめです。

いわゆる「面倒くさがり屋」の人には、コンセントに挿すだけで使えるホームルーターが合っているでしょう。

引っ越しの際も、Web上で住所変更の手続きだけしたら、端末を持って行ってコンセントに挿せば、即日でWi-Fiが使えるのも大きなメリットです。

今すぐにでもWi-Fiを使いたい人

「開通まで2週間なんて待てない！」「1日でも早くWi-Fiがほしい！」という人には、ホームルーターがおすすめです。

早ければ申し込みの翌日に端末が届きますし、Wi-Fiを使うための面倒な設定もありません。

インターネットが苦手な人であっても、すぐにWi-Fiが使えるようになります。

機器や配線を減らして部屋をすっきりさせたい人

光回線の場合、どうしても配線の数が増えてしまいます。

また、ルーターを設置する場所も限定される（自分では決められない）ため、整理整頓がしにくいです。

ホームルーターであれば、配線は電源ケーブル1本だけですし、どこのコンセントに挿しても問題ありません。

ごちゃごちゃしにくく部屋がスッキリするだけでなく、家具の配置換えやホームルーター自体の移動も簡単です。

部屋の見た目にこだわる人には、ホームルーターをおすすめします。

自宅Wi-Fiとしてポケット型WiFiをおすすめする人の特徴

自宅用のWi-Fiとして、ポケット型WiFiをおすすめする人の特徴は次のとおりです。

• 自宅だけでなく外でもWi-Fiが使いたい人
• とにかく安くWi-Fiを使いたい人
• 物を少なくしてシンプルな生活がしたいミニマリスト
• 毎日大量に使うわけでなくちょこっと使いがしたい人

自宅だけでなく外でもWi-Fiが使いたい人

自宅用としてだけでなく、1台で外でも使えるWi-Fiがほしいのであれば、ポケット型WiFiを選びましょう。

ポケット型WiFiはバッテリー充電式でコンセントに挿す必要がないため、どこでもWi-Fiが使えます。

端末サイズも小さく、ズボンのポケットやカバンの中に入れても邪魔になりにくく、持ち運びやすいです。

外でWi-Fiが必要になる機会が多い人であれば、自宅との両用使いができるポケット型WiFiをおすすめします。

外回りの多い営業マンや電車通学の学生は、ポケット型WiFiを選ぶ人が多いです。

とにかく安くWi-Fiを使いたい人

データ容量を無制限に使えるWi-Fiの中で、一番料金が安いのは楽天モバイルのポケット型WiFiです。

とにかく通信費を抑えたいと考えている人は、楽天モバイルのポケット型WiFiを選びましょう。

対応エリアや通信速度がやや懸念されますが、もし満足できない場合でも違約金がないため、解約料の負担がありません。

申し込みした月内で解約すれば、月額料金（最大3,278円）と端末代金（今なら1円）のみの支払いで済むため、非常に経済的といえます。

特に、アパートやマンションにお住まいで、そこまで速度を気にしないのであれば、試してみる価値はあるでしょう。

物を少なくしてシンプルな生活がしたいミニマリスト

Wi-Fi機器の中で、一番小さいのはポケット型WiFiです。

自宅だけで使う場合であっても、置き場所に困りません。

生活品をできるだけ少なくしたいミニマリストにもおすすめできます。

毎日大量に使うわけでなくちょこっと使いがしたい人

光回線やホームルーターは基本的にデータ容量が無制限となっていますが、ポケット型WiFiの中には20GBや100GBなどの上限を設けているサービスもあります。

1ヶ月で利用可能なデータ容量が少ないほど、月額料金は安いです。

毎日大量に使うわけではなく、たまに使いたくなるような人には、小容量タイプのポケット型WiFiをおすすめします。

それぞれのメリットとデメリットを紹介しましたが、初めてWi-Fi（インターネット）の契約をする人だと正直よくわからないですよね。

そこで、簡単な質問に答えるだけで最適なインターネット回線がわかるフローチャートを用意しました。

私に最適なWi-Fiのおすすめはどれ？わかりやすいフローチャートで教えます

最適なWi-Fiを見つけるための設問は次のとおりです。

上記の4つの質問に答えるだけで、あなたにとって最適なWi-Fiが何になるのか、すぐにわかります。

もっと詳しく知りたい人は、次の利用シーンに合わせたおすすめのWi-Fiも参考にしてください。

一人暮らしマンション・アパートで工事不要のWiFiおすすめはホームルーター

マンションやアパートで一人暮らしをしている人のWi-Fiとしておすすめするのはホームルーターです。

ホームルーターをおすすめする3つの理由

• 工事不要ですぐに快適なWi-Fiが使える
• 光回線の工事不可アパートでも管理会社の許可を取る必要がない
• 引っ越しも簡単

ホームルーターなら面倒な工事不要で快適なWi-Fiをすぐに使うことができます。

また、光回線の工事を断られたアパートでも、管理会社の許可を取る必要なく利用可能です。

引っ越しすることになっても、持って行くだけでいいので手間がかかりません。

一人暮らしの人には、圧倒的にホームルーターおすすめです。

こんな人はホームルーターにしないほうがいい

• オンラインゲームなど速度が必要な人
• 少しでも安くWi-Fiを使いたい人
• 外でも使いたい人

オンラインゲームや動画配信など、速度を必要とする人は光回線にしないと厳しいです。

また、マンションであればホームルーターのほうが高くなってしまうので、節約志向の人は光回線を選びましょう。

外でもWi-Fiが使いたいのであれば、ポケット型WiFiを選ぶしかありません。

一戸建て家族暮らし用Wi-Fiのおすすめは光回線

一戸建てに家族で暮らしている人用のWi-Fiなら、迷わず光回線をおすすめします。

光回線をおすすめする理由

• 家族で使うなら光回線が一番安心・快適
• スマホとまとめれば通信費が安くなる
• 面倒な工事なども最初の1度だけ

家族でみんなでWi-Fiを使うとなると、ホームルーターやポケット型WiFiでは速度が足らなくなる可能性が非常に高いです。

家族のWi-Fiトラブルで1番多いのが速度問題ですので、長く使うことを考えれば無難に光回線を選びましょう。

面倒な工事や設定も最初の1回のみなので、大きな問題ではないはずです。

また、家族でスマホをまとめることで、セット割引による通信費の節約ができます。

結果としてホームルーターやポケット型WiFiよりもお得になりやすく、料金面でもメリットがあるのです。

こんな家族は光回線にしないほうがいい

• 外壁に傷をつけたくない
• 借家なので引っ越す予定がある

おしゃれな新築一戸建てで外壁を一切傷つけたくないという人は、光回線ではなくホームルーターを選びましょう。

また、一戸建てとはいえ借家に住んでいる場合は、引っ越しも視野に入れるべきです。

そこまで速度を重要視しないのであれば、ホームルーターにしたほうが工事の手間もなくなって便利に使うことができるでしょう。

オンラインゲーム用のWi-Fiおすすめは光回線

オンラインゲームをしたいのであれば、絶対に光回線をおすすめします。

他のWi-Fiでは確実にラグるので、快適に遊ぶのは不可能だと思ったほうがいいです。

光回線をおすすめする理由

• ホームルーターやポケット型WiFiでは確実にラグるから

光回線でもラグる場合があるわけですから、ホームルーターやポケット型WiFiでは確実にラグります。

ラグるとゲームをしていても面白さが半減しますしストレスも溜まるので、絶対に光回線を選ぶべきです。

こんな人は光回線でなくても大丈夫

• FPSや対戦型格闘ゲームではない
• たまに遊びたい程度のライトゲーマー

ラグが発生しやすいのは、FPSや対戦型格闘ゲームです。

どうぶつの森やドラクエなどであれば動きが激しくないため、光回線でなくてもラグる可能性が低くなります。

光回線に越したことはありませんが、工事や設定などを面倒に感じるならホームルーターでも大丈夫です。

とにかく安く使えるWi-Fiのおすすめはポケット型WiFi

とにかく安く使えるWi-Fiを探しているなら、ポケット型WiFiがおすすめです。

月額3,000円台からWi-Fiを利用することができます。

とにかく安く済ませたいなら楽天モバイル(Rakuten WiFi Pocket)を試すべき

楽天モバイル(Rakuten WiFi Pocket)の基本情報

楽天モバイルのRakuten WiFi Pocketなら、毎月1,078円から利用することができます。

事務手数料が無料で端末代金も1円なので、初期費用は1円で使い始めることができるのです。

それでいてデータ容量が無制限となっているため、家でも外でも好きなだけWi-Fiを使うことができます。

月額料金は最大3,278円ですので、毎月の負担を引き続き抑えることが可能です。

思ったような速度が出なかったり、使い勝手が悪く感じたなら、すぐさま解約しましょう。

違約金は無料ですので、いつでも負担なしで解約することができるのです。

自宅以外でもWi-Fiが使いたいならポケット型WiFiしかない

自宅以外でもWi-Fiが使いたいなら、ポケット型WiFiを選ぶしかありません。

出張先や旅行先に持って行ったり、学校や会社で使えるのはポケット型WiFiだけです。

テザリングで済むなら自宅用Wi-Fiはホームルーターでもいい

ただし、出先でちょっとWi-Fiが使いたいだけであれば、スマホのテザリングで十分です。

わざわざポケット型WiFiを契約する必要はありません。

「自宅では快適なWi-Fiが使いたいけど、外でもWi-Fiが必要だから…」と考えていた人は、自宅用でホームルーター、外ではテザリングと使い分けるのがおすすめです。

もちろん自宅用Wi-Fiを光回線にしてもいいでしょう。

簡易的に使えるWi-Fiとしてテザリングがあることを覚えておくと便利ですよ。

ここからは、自宅用Wi-Fiとしておすすめの光回線、ホームルーター、ポケット型WiFiをそれぞれ紹介していきます。

自宅用Wi-Fiにおすすめの光回線8選を比較（工事不要の場合あり）

上記8社は、料金や速度、利用者からの評判などを比較して抜粋したよりすぐりの光回線です。

当サイトがおすすめする光回線事業者に関するコンテンツは、実際の利用者や第三者による調査結果などの客観的事実を根拠として作成しております。コンテンツポリシー・調査概要の詳細はこちら(参考：光回線おすすめ事業者の選定方法とコンテンツ作成に関する定義について【2023年版】[PDF:303KB])

次の図を参考に目的とスマホキャリアを基準にして選ぶことで、8社の中であなたに最適な1社を見つけることができます。

全国エリアに対応している「NTTの高品質な光回線4社(ドコモ光、ソフトバンク光、ビッグローブ光、GMO光アクセス)」から選べば、初めての人でも安心してWi-Fiを使うことができます。

とにかく速度を重視したい人は、auひかり、NURO光、コミュファ光、eo光から選んでください。

ただし申込み後にエリア外であることがわかる可能性もありますので、心配な人は何社か同時に申し込んでおきましょう(工事前ならいつでも無料キャンセルが可能です)。

スマホキャリア	選ぶべき光回線
楽天モバイル 格安プラン 格安SIMなど 下記以外すべてのスマホ	GMO光アクセス
ドコモ	ドコモ光
ソフトバンク ワイモバイル	ソフトバンク光
au UQモバイル	ビッグローブ光
速度重視	auひかり NURO光 コミュファ光 eo光

自宅用Wi-Fiにおすすめのホームルーター4選を比較

自宅用Wi-Fiとしておすすめのホームルーターは4つしかありません。

それぞれの特徴が異なるため、あなたにとって最適な1台を決めるのはとても簡単です。

失敗しないホームルーター選ぶために必要な比較ポイントは、次の5つだけになります。

4社比較	料金	速度	エリア	到着	サポート
WiMAX
ドコモhome5G
ソフトバンクエアー
Rakuten Turbo

料金は公式サイトの情報をもとに計算し、料金以外の項目はアンケート調査結果と全てのホームルーターを契約して実際に利用した上での評価を合わせたものです。

上記の比較ポイントをふまえると、次のように選ぶことが最適であるといえます。

なお、WiMAXとドコモhome5G、ソフトバンクエアーの3社は、大手キャリアのスマホとのセット割引が適用になります。

スマホキャリア	セット割引が適用になるホームルーター
ドコモ	ドコモhome5G
au UQモバイル	WiMAX
ソフトバンク ワイモバイル	ソフトバンクエアー

※サービス名をタップすると詳細までスクロールします

上記のスマホを使っていて料金の安さを重視したい人は、セット割引が適用になるホームルーターを選ぶことで、通信費を最も安くすることが可能です。

楽天モバイルとRakuten Turboではセット割引が適用されませんので、勘違いしないよう注意してください。

自宅向けWi-Fiのおすすめに関するよくある質問を初心者向けに解説

Wi-Fiのおすすめに関するよくある質問を、初心者の方でもわかるように解説します。

ご利用料金や契約内容については、契約している事業者まで直接お問い合わせください。

Wi-Fiのおすすめはどれ？

Wi-Fiには、光回線、ホームルーター、ポケット型WiFiの3種類があり、それぞれ特徴(メリットやデメリット)が異なります。

「自宅で使うWi-Fiおすすめ3種類のメリットとデメリットを比較」を参考にして、あなたが求めているWi-Fiを見つけましょう。

Wi-Fiはいくらくらいで使えるの？

光回線は4,000円～6,000円、ホームルーターは4,000円～5,000円、ポケット型WiFiは3,000円～4,000円ほどで利用可能です。

契約する会社によっても多少前後します。

1番安い光回線の料金を確認する >

1番安いホームルーターの料金を確認する >

1番安いポケット型WiFiの料金を確認する >

Wi-Fiはいつから使えるの？

光回線は申込みから2週間～1ヶ月後、ホームルーターとポケット型WiFiは1週間以内で使える場合がほとんどです。

ホームルーターやポケット型WiFiに関しては、最短翌日から使えるものもあります。

引っ越す場合はどうしたらいいの？

光回線は「移転」という手続きを取って回線ごと引っ越すか、1度解約してしまい引越し先で再度新規で契約し直すことも可能です。

ホームルーターとポケット型WiFiは、そのまま持って行くことができます。

ホームルーターやポケット型WiFiでもAPEXはできるの？

できません。

APEXなどのオンラインゲームを遊ぶためには光回線を利用しないとラグが酷くてまともに遊べないでしょう。

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